今回のログ。2時間でTSSは200弱。程良い疲労感だわ。
TSS(Training Stress Score)」の略称で、ざっくり言うと「トレーニングでどれだけ体に負担がかかったか」を数字で表したもの。トレーニングは「距離や時間=量」と「きつさ=強度」の組み合わせで決まる。TSSはその両方を合わせて「体にどの程度の負荷がかかったか?」をひとつの数字で表せる便利な指標。
TSSは「100」が基準で、1時間出し続けることができる限界ギリギリのパワーで、「1時間のタイムトライアル」をした時の運動強度が「TSS 100」。一般的に1日で解消される疲労度はTSS150程度とされている。9/2(日) 5:00 晴れ
夜半過ぎまでの雨も止み、路面はところどころ濡れているが、まぁ問題ない。
当初の予定では、直接伊自良湖へ行こうと考えていたが、チームメイトのCoriver Okawaが仕事なので、「金華山行く時間しか無いんだよな」的なことをボソッと呟いたので、「俺たちやさしいぞ」アピールのために金華山経由(その代わり岩戸公園側から一本のみ)で伊自良湖に向かうライドに変更。
なのに、Kobatoのチャットには
...。トイレが好きなのか。じゃ仕方ないよな。うんうんこ。
運良ければ後で会えるかも知れないので、待ち合わせ場所に現れた2Go Matsunamiと先に金華山へ向かう。
岩戸公園側到着。
先月から一緒に走り始めたH君と合流。

金華山ドライブコースは道路の両脇から木々が生い茂り、空が木々で覆われて日差しが届きにくい箇所が多々ある。スタート地点も例外ではなく、路面は乾き切らずに濡れていた。
3人でスタート。
序盤は緩くもキツくも無く程々に。特に何も申し合わせていなかったのだが、1番勾配のキツいヘアピンに差し掛かった辺りから2Go Matsunamiが徐々にペースアップしていく。キツいのが嫌いなワタシはいつもなら付いていかないのだが、何故か今日は脚が回る感覚があったので離されないように付き位置で走る。H君とは少し距離が開いたが頑張っている。
前半は330-350W(5-5.4倍)出ていた。自分比まあまあ。
地味に勾配がキツいままのS字区間をやり過ごす。この区間は本当に大っ嫌い(心底無くなって欲しいと思うのだよ)。
最後の上りストレートの区間もキツかったが、離れず頑張れた。この頃にはH君とは距離が開いていた。
ほぼ平坦区間に入る。若干の向かい風も奴の後ろで耐える。岩戸公園側はドラフティングの恩恵は殆ど無いが、今回に限って言えば「あり」だと感じた。
いつもより頑張れている感覚があった。
ゴール手前の左コーナーから横に並んで、ほぼ同タイムでゴール。サイコンのリセットボタンを押す。
「よし、初の6分切り!」
そんな自信があった。実はバイクをMeridaのREACTO5000(エアロロード)からScottのAddict10(割と軽量なヒルクライムに向いたマシン。ワタシのは2017モデルで、2018モデルからエンデュランス向きのジオメトリーになったとか)に買い替えてから金華山の本気アタックを一度もした事が無かったので、9月に入ったら1回だけ本気のタイムアタックをしようと思っていた。なので誰にもタイムアタックとは告げず、自己ベスト更新出来たら「タイムアタックしたんだわー。」って事後報告しようと思っていた(うわっ、せこいな)。
が、しかし。
後半は300Wの維持が全く出来ずに下降線。Ave.4.7倍(自分比でいくと頑張ってる気がする)。
6分16秒...。
おせー!いつもと何も変わらんし!(なんやったんろ、この5分台に突入した感覚は...。)
前半の一番勾配のキツい左ヘアピンまでの区間を抑えることなく頑張って走れば良かったと後悔。
また持ち越しやね。
しばらくしてH君がゴール(体格が良いのでヒルクライムより平坦向きかも)。
またしばらくしてトイレ大好きCoriver Okawaが登ってきてゴール。何とか会えたわw
それからまたしばらくして、久方振りのkatchan morishima(GTBC)と合流。
※GTBCはGifu Tono Bicycle Club (岐阜東濃自転車クラブ)の略。GTBCさんの概略はこちら

左から2Go Matsunami、トイレ大好きCoriver Okawa、katchan morishima、H君。
4人で岐阜公園側へ下る。
Coriver Okawaに別れを告げる(会えて良かった。思う存分トイレに行ってくれたまえ)。コンビニで補給を調達し、いざ伊自良湖へ。
伊自良湖までは20km強。地味に上り基調な道のりが続く。2Go Matsunamiを先頭にH君が続く。
小気味良い坂。タレてくる区間なのでパワーをセーブする。
特にローテを回すでもなくだが、2Goとワタシが順番に先頭を牽く。
中盤過ぎから若さ溢れるH君(30代前半!ひとまわり近くの年齢差...)が前に出たくてウズウズしているように見えたので、「前に行ってもええよ!」と声を掛けると、迷わず出力を上げて先頭に出た。あれよあれよという間に差が開き始めた。2Goはそのまま付いていった。katchan morishimaが遅れ始めたので、トレインを切り離してワタシはkatchan morishimaを牽く事にした。
前との差は25m位。ワタシは30km/h一定で。katchan morishimaは付き位置に入れている。
ところでH君に先頭に出てもらったのには理由があった。
まだ知り合って間も無い彼の走力が知りたかったのだ(ロードに乗り始めて3ヶ月。その前はクロスバイクに乗っていたと聞いている)。
前述のように地味な上り基調、加えて向かい風がよく吹く。先程までは後ろで空気抵抗が少ないことによる恩恵を受けてパワー、心肺もセーブしてこれたと思う。それが無くなった今、彼の本当の走力を知る事が出来る。
順調に距離を進めるH君。快調だ。
一旦開いた差は、縮まる事なく一定をキープ。空気抵抗を受け、更に上り基調でもなかなか頑張っている。以前、平坦10km弱を35-40km/hでローテ練した時も難無く走れた。肉体的な若さも有ると思うが、素地が良いのだろうな。
何気に関心しながら、ふと後ろを確認するとkatchan morishimaが千切れていた。待とうか一瞬迷ったが、先を追いかける事にした(堪忍してね!)。
そのうち、彼らとワタシの距離が徐々にではあるが縮まってきた。流石にキツくなってきたか。 彼らの間でやり取りがあったか定かでは無いが、今度は2Go Matsunamiが前を牽いた。こういう経験をする事で空気抵抗のもたらす影響が非常に大きいという事を実感出来たと思う。
ワタシもペースを上げてブリッジを架けるべく追走。2対1は流石にキツいが、今日は不思議と脚が回ったので残り1kmを切り、湖周区間に入ってブリッジ成功。
気付いたH君が単独で抜け出す。すると2Go Matsunamiが「いけ。」と合図したので、ちょっと危険なブラインドコーナーをクリアした後、H君をゴールまで残り約50mのところで差してゴール。
H君、2Go Matsunamiの順にゴール。
しばらく3人で息を切らしていると
「おはようございまーす!」
の挨拶とともに機材マニアのRYO YANOさん登場。前日のチャットで行けたら行きます的なやりとりがあったのだ。ワタシ達が通るであろう、途中の交差点で待ち伏せしてくれてたのに、ワタシ達が1本ズレたルートで来てしまったので合流出来なかったみたい。残念。でも会えたから良しとしよう。
少し遅れてkatchan morishimaもゴール。
今日はScottのFoilにフルクラムSPEED55T(チューブラー)で現れたRYO YANOさん。他にもDogma、Prince、その他数台を所有する。ワタシより少し年上のお兄さん的存在であるが走りは数段上! 以前一緒に走った「関 サイクルツーリング
帰りはそんなツワモノRYO YANOさんの牽きで快速トレイン!
RYO YANOさん曰く、ホイールのリムハイトが50ミリを超えてくると高速域でのスピード維持がだいぶ楽になる感覚があると言う。ワタシのホイールは35ミリ。足りんなー。欲しくなってくるわー!
帰りは地味に下り基調。自然とスピードが乗る。行きに苦しんだ分のご褒美があるのは嬉しい。
Ave.40km/h以上で非常に快適。風切り音が心地良い。そして集団の高速巡航は集中力が増し、テンションが上がる。ワタシの場合、こういうテンションは単独走やヒルクライムでは味わえない。無意識下で同じ時間を同じような気持ちで共有する事に喜びを感じているんだと思う。
楽しい時間の終わりはあっという間にやってくる。所定の場所にてRYO YANOさんが離脱。有難うございました!またよろしくです。
残る4人でコンビニ休憩。
GTBCさんの地元である東濃地区にはGTBCさん寄贈のバイクラックが数多くある。”自転車を通してより豊かな人生を送りましょう。” そんな啓蒙活動を行政と一緒に取り組んでみえます。とても素晴らしい活動なので、出来る事があれば微力ながら応援させていただきます。
イベントの詳細は分かり次第、告知協力させていただきますねー。
7:50
そろそろ解散の時間。ここからはのんびり。途中まで一緒に走って、それぞれのタイミングで離脱。
皆さんおつかれっした!
おわり








