10/14(日) 9:00
用事を済ませ、待ち合わせ場所に向けて出発。


ライド前に飲んじまう。
普通はライド中にハンガーノックになりかけた時などの即効性のエネルギー補給に飲むんだが...。飛騨限定のボトルに惹かれて購入しておいたやつをついつい開けてもーた。うまし!


最近は暑さも収まり、過ごし易い気候になってきたので気分良く走りたい。そうなると、道中の景色が良く車通りも少ない田舎道を走りたい。じゃ、横蔵寺でも行こうかと(どういう脳内ロジックなの?と言われると特に無いんだわ)

道中、2Go Matsunamiを迎えに行って、2人で目的地へ向かう。
昨日、待ち合わせ場所に9:30頃には行ける旨を話していたが、意外と時間が掛かる事が判明。慌ててギアを上げる。Ave.35km/hで巡航。10km弱走る。


9:40 待ち合わせ場所のコンビニに到着。
残るメンバー2人は待ちぼうけの影響からか、多少苛立っており、

ワレェ、コーヒーぐらいおごらんかい!ボゲェ!(唾)

とでも言いたそうだったので平謝りしてみたら、あっさり許してくれた。ホッ(実際はそんな怒ってなかった。遅れてスイマセンでした...)。

合流したメンバーは”最強の修羅”、またの名を”バイクコレクター”(5台とか多過ぎですw)のRYO YANOさん、良い人過ぎて詐欺に引っかかりそうな(いや、既に引っかかってるのでは...?)katchan(GTBC) morishimaさん。

(登場人物名は”STRAVA”でのアカウント名を使っています)

真ん中:凛と立つRYO YANOさん。
:よく分からんジェスチャーしてるのがkatchan(GTBC)morishimaさん。
:下から何かを覗き込もうとしている黒いオッサンが2Go Matsunami。


手前からRYO YANOさんのDOGMA、katchan(GTBC)morishimaさんのOLTRE、2Go Matsunamiのママチャリ


ワタシ Toru Sugiyama(Kobato)が横蔵寺に行きたいって言ったのに、目的地までの地理に明るいRYO YANOさんにアテンドをお願いした。


本巣文殊のコンビニを出発。揖斐(いび)郡方面へ向けて北進。アテンド役のRYO YANOさんには30〜35km/hのレンジでのライドをお願いした。

先月の週末は天候が優れない日が多かったが、今月は割と良い。秋の雲が広がる。


気温も風もとても穏やかで気持ち良い。長袖アンダーに半袖ジャージ。そこに薄手のジレで微調整。ショート丈のビブパンツは走り始めこそ少し肌寒く感じたが、距離を進めるにつれて丁度良くなった。


約10km走って最初の休憩地点”道の駅 夢さんさん谷汲”に到着。

ちょっとした休憩地点といったところか。この隣に公園があり、そこでは何度かバーベキューをした事がある。ここに来るまでに数名のローディーとスライドした。聞くところによると、ここをゴール地点として走行会を楽しむチームもあるようだ。


バイクラックがあるのは嬉しい。贅沢を言えばもっとあると嬉しい。


しばらくおしゃべりングした後、再出発。
ここから横蔵寺までは5km強。
全体に緩めの上り基調で、淡々と走る。
ちょいキツめの坂はRYO YANOさんの付き位置に入り、一定ペースで上る。200〜270Wのレンジ。心拍も175bpmを超える。まあまあシンドいけど、ピークのトンネル前まで離されずに行けた。
それにしてもRYO YANOさんはひょうひょうと軽く上っていく。いつしかのDeath Ride(先頭集団は実業団登録選手が牽き倒しの100km超のイベント。サイクルツーリングと銘打ってるが、全くツーリングとかけ離れたサバイバルレース)に一緒に参加した時も驚異のシングル順位でゴール(因みにワタシは辛うじて数分後にフラフラでゴールした...)。ワタシより少し年上のお兄さんなんだけど...。どういう脚と心肺機能持ってんだろと聞きたくなるw

katchan(GTBC)morishimaさんと2Go Matsunamiは至ってマイペース。フツーに遅れて上ってきた。

合流してからはしばらく一緒に走り、目的地である横蔵寺に到着!


朱塗りの橋が印象的。もう少し季節が進むとモミジ🍁が色づき、この橋の上の木々も真っ赤に染まる。



横蔵寺は紅葉時期もオススメだが、実は即身仏が安置されている事でも有名。
katchan(GTBC)morishimaが見た事が無いというので、ワタシと2人で拝観する事にした。

即身仏は撮影禁止なのでネットから拝借。本当はカラーだけど、やんわりふんわりモノクロ加工です。↓↓











三十代半ばで断食修行により入定された妙心上人さま。こんな荒行は到底真似出来るものではない。2人で合掌。


「僕も妙心上人さまのようになりたい。」感化された彼はシューズを履きながら真顔でそう話した。
微力ながら、その手助けをしてみようと思う。


4人でバイク談義。その後、RYO YANOさんとお互いのバイクを軽く乗り比べてみる。とりあえずワタシのバイクはブレーキの効きが恐ろしく悪い事が分かった。ワタシはカーボンリム用(BORA)にSWISS STOP BLACK PRINCEのブレーキパッドしか使った事がないので、それが普通だと思っていたが、RYO YANOさんのCampagnolo BR-BO500X1(いわゆる純正)は鬼効き(否、これが普通なのかも知れないが)! キャリパーもRYOさんのはDura-Ace、ワタシはUltegraという違いもあるかも知れないが、歴然とした差があった。
ブレーキ性能は高いに越したことはない。なのでワタシも純正ブレーキパッドをオーダーした。やはり純正品とはよく考えられたプロダクトなんだろう。
ちなみに数十メートル乗らせてもらっただけだが、DOGMAはハンドル周りの剛性がメチャ高い感じがした。


今日は13時には帰宅していたかったので、ぼちぼち帰り始める。


帰りも先頭で牽いてくれるRYO YANOさん。どちらかというと小柄でパワーがあるタイプには見えないし、周りを威圧するようなオーラも出ていない。むしろとても穏やかで優しい。しかし内に秘めた「何か」があるのは間違いない。その証拠にさり気なくメチャ速い



CGで貼り付けたみたいな写り方になっとるのー。特に左の黄色いシューズマン。口元が微妙に笑っとるではないか。


晴れ渡る青空。たまらんね。


交通量も少なく、すこぶる走り易い。


途中、道の駅 織部の里もとすで休憩。


時季的にも旬な感じのするモンブランソフトを喰らう。2Go Matsunamiの財布のチャックが壊れてお金が出せなかったので大半を出してやった。katchan(GTBC)morishimaさんにも30円カンパしてもらった。あざす!
栗の控えめな甘みと下層のレディボーデンのバニラ味(みたいな上品で懐かしい味がした。若者は知らんやろなw)がマッチしてとても美味しかった!


そう言えば、katchan(GTBC)morishimaさんのDi2の調子が悪くなって困っていたが、RYO YANOさんが手慣れた様子で直した。彼は現在、左手に痺れがあるので右手側のシフター2つだけでフロント、リア両方のアップダウンが完結出来るようにしてある。電動の良い点は機械式のように決まったシフトパターン以外に任意でコマンドが設定可能なので、ただ単純にシフトチェンジが軽い、などの利点以外に非常に便利な点が多い。スプリンタースイッチを付ければ、下ハンでもどこを握っていてもシフトチェンジ可能。好みはあるだろうが、ワタシも次に組むとしたら電動にしたいと思う。


織部の里を後にすると、少しずつ交通量の多い市内へと帰ってきた。
ここからそれぞれの分岐点毎に別れた。

今日はRYO YANOさんの完璧なアテンドのお陰でストレスなど微塵もなく、非常に気持ち良く走る事が出来てとても楽しかった。感謝しか無い。
聞いたら、一定のペースになるようパワーをチェックしながら走ってもらえたようだ。走行中の注意喚起も隙が無く配慮が行き届いていた。ワタシも経験を積んで、RYOさんのようなアテンドが出来るようになりたいものである。

走るメンバー構成によって、ガシガシ踏んで脚削り合って疲弊していくライドもあって、それはそれで大好きだが、久々に真逆のベクトルにあるライドをさせてもらって、改めてファンライドも楽しくて良いと感じた。

RYO YANOさん、katchan(GTBC)morishimaさん、今日はワタシのワガママに付き合ってくれてどうも有難うございました!あ、2Go Matsunamiの存在忘れとったわw

【お知らせ】
katchan(GTBC)morishimaさんの所属チームである「GTBC(岐阜東濃バイシクルクラブ)」さんが10/27(土)にライドイベントを開催しますので、ご都合合う方は是非ご参加ください!
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【本日のログ】




走行距離:62km
TSS(Training Stress Score): 149.5





おわり