4/21(土)5:30
ドンキ岐阜柳ヶ瀬店前交差点付近。



























東の空が少しづつ白み始めた早朝。
静寂が辺りを包む。



























ダァァーレモコーへンノカァーイッ!


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温厚な阿修羅マンも怒りの面になるぞ!
〜青春のバイブル キン肉マンより〜









•“自由人”Hiroki Ishikawaは寝坊の完全ルーティン化に成功。

•”自由人第2の候補”Nob coriverさんは仕事の都合でお休み。

•久々のO栗さんは「起きれたら行く」と予防線を張っていた。

•”寝坊の常連”2Go Matsunamiは今日も安定の寝坊で、先に行けとの事。




ハフーン...。(←「なんなの、この感じ。」を表現)

まぁ、Kobato練は緩い感じが持ち味なので良いのだけど(もう慣れっこやし、実は何とも思ってへんw)。

という事で、ひとりで金華山へ向かう。


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幼少期のラオウに挨拶をして出発。
まさかこんなに愛らしいとは...。



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東進。朝焼けが綺麗。



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北進。奥には岐阜城が見える。



5:45 金華山ドライブコース 岩戸公園側ゲート前に到着。



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なんちゅーかっこえーバイクなんやろw



2Go MatsunamiがSNSにメッセージを入れてきた。
「岐阜公園側から登るわ。」


ちゅことで、アップがてらのんびりスタート。


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さぁて、行くかね。


ぼっちらぼっちら登って山頂へむかう。まだ工事が続いており、砂や土がアスファルトを汚している。早く終わるといいな。


山頂付近で反対側から登って来た2Go Matsunamiと合流。
岩戸公園側へ下りる。


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岩戸側へ下る。ヤツはロングタイツを履いてない(そんなにヒラメ筋を見せたいのか!)。そんな季節になりつつあるよね。


ゲート前に到着。

2Go Matsunamiが言う。

「さぁ、行こうか。」

伊吹山HCのDNSの理由が示す通り(理由はこちら)、ヤツは走るからには本気だ。

ワタシも少し暖かくなってきたし、花粉の影響による咳も少し治まってきたので本気で臨む事にした。

スタート。サイコンのボタンを押す。

ワタシが先行してヤツが後ろに付いてくる感じ。
初っ端からダンシングでスピードを稼ぎ、300〜400Wで登っていく。
しかし、軽くとは言え、1本登った後なので3コーナー辺りから脚に疲労を感じる。




「ひ、疲労溜まるの はっやー!(焦)」





既に焦りを感じながらも一番斜度がキツくなる第5コーナーはダンシング。急勾配をやり過ごす。

さぁ勝負。
ここからは脚を削る勾配のある坂がダラダラと続く。言うまでもなくキッツいのだが、現在の脚の状況に最適になるようシフトチェンジをこまめに繰り返しながら前に進む。

いつもなら、とうの昔に2Go Matsunamiに抜かれているのだが、今日はまだ背後にいる。
様子見か。
どんな理由にしても、抜かれていない事はワタシのモチベーションに繋がり、いつもより我慢が持続する。

パワーはかなり下がってきたが、直線基調の最後の坂を登り切る。...まだ抜かれていない。残すは緩い登り基調の連続するカーブのみ。

まだ抜かれていない。

ここにきて気付く。ヤツも様子見では無く、キツいのだ。

余力を残している時はここでフロントをアウターに入れてスピードを乗せていくのだが、今日はそんなもん残っていない。フロントインナーのまま、シッティングでギアをシフトアップしていく。
若干の向かい風。普段なら気にならない程度だが今日はそれすらもワタシの推進力を奪う。



「アァ、メチャメチャ苦しい...。」





そんな事を考えながら必死でペダルを回していると、満を持してヤツが抜きにかかる。抵抗むなしく、あっという間に並ばれてじわじわ距離が開いていく。
いつもはこれで心折れて脚を緩めるのだが、今日は珍しく最後まで緩めない。すると意外と距離が縮まってきた。
「こりゃまだいけるかも!」

しかしゴールを切る時は半車身差で負けた。



サイコンのボタンを押す。
time: 6’12
power:298W(Ave.)
power weight ratio: 4.8倍

今年の自己ベスト。何気に嬉しい。

去年出した自己ベストからは12秒落ちやけど、まぁまぁ頑張れた方か。
5分台の領域に入りたいねぇ。

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相変わらずのタレっぷり。気持ち良いぐらいにパワーが下降していく。



ゴールから少し下りた広場(みたいなとこ)でバイクを降りて座り込む。
かなりしんどかった...。

 
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この向こう側は初日の出を見た高台(ただの崖ともいう)


しかし、しんどいのはワタシだけではなかった。


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馬跳びの馬になる2Go Matsunami(ヒヒィィーン!と叫んだかは覚えてない)。
いや、ちょっと様子が違うな。へばっているようにも見える。多分、本調子じゃない中で全力を尽くしたのだろう。
あーらら。


2Go Matsunami  金華山に散る


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長い付き合いだったな。チミのぶんまで生きるわ。
ネタ的にあと何回散る事になるんやろ。少なくとも背中のクローバーの葉の枚数分はいっとくかw



休憩後、岐阜公園側に下りて、こちらも1本。
のんびり登っていたら速そうなローディーが抜いていったので2人で後を追ったが、追い付けなさそうだったので諦めた(諦めも肝心)。

ゴール後はササーッと下山。
いつものアソコでアレを飲んでワタシは離脱。
ヤツは更に金華山をおかわりして、長良川の管理道路を2往復して帰ったようだ。


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これから毛虫さんが頭上から垂れ下がってくる季節がやってくる。






4/22(日) 6:50
息子のサッカーを送り出したあと、金華山へ向かう。既にとしさん、katchan morishimaさん、2Go Matsunamiが走っているようだ。自由人は消息不明。

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今日は岐阜公園側から登る。この先の右コーナーからドライブコース入り口まで数十メートルあるんだが、そこが1番勾配がキツい。


昨日の疲労があるのでタイムは狙わず。
250W(4倍)

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脚を鍛えなきゃ、と思いダンシングを2割弱入れる。




山頂ゴールへ。
こちらのコースでは彼らに会えず。なので岩戸公園側に下りる。
下りも半ばを過ぎた辺りで登坂中の3人とすれ違う。自由人は姿を見せず。
Uターンしようかとも思ったが、ログだけ残すかと思い岩戸公園のゲートまで下りて登坂開始。

程々で登るが脚にキていた。


256W(4.1倍)
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前日の今年ベストから1分以上遅いタイム。Ave.300W弱(4.8倍)はやっぱりキツい。



山頂ゴール地点では3人が待っててくれた。
少し喋って2Go MatsunamiはMTBライドがあるため離脱した。
としさん、katchan morishimaさんと下山していつものアソコでアレしようという事にして下り始めたから、1台のクルマが登ってきた。
もう誰も止められない”自由人”Hiroki Ishikawaだった。
彼は先程別れた2Go Matsunamiと各務野自然遺産の森へMTBライドへ行くのだ。
いや、本当はロードで金華山も走る予定ではあったのだが、タイヤの張り替えというもっともらしい理由で遅れた(本当かーい!寝坊やろ?w)。
最近MTB組では「意識高い系」と称して、ただガチガチにタイムを追い求めたりするのではなく、ひとしきりトレイルを楽しんだ後、自然の中でコーヒを沸かして飲んだり、みたいな時間の過ごし方を提唱している。
彼はその先頭を走ろうとしており、恐らく今日も山の中でコーヒーを淹れる筈だ。
でも、ワタシもそういう事がキライではないので(むしろ好き)、早く参加してそういう時間を共有したいと思っている。

自由人を見送って、ワタシ達は岐阜公園側へ下りていつものアソコへ。


金華山を下りる最中にとしさんと話す。

ワタシ「今日はぎふ清流ハーフマラソンですけど、出ないんですか?」

としさん「出ないですよ〜笑。でもマラソンはやってましたよ。」

ワタシ「へぇ、フルですか(冗談っぽく)?」

としさん「ええ、フルです。でも平坦じゃないやつです。」

ワタシ「え...。」


あまりにびっくりして記憶が曖昧だが、御嶽山のフルマラソンで制限時間5時間を(間に合わなかったが)5時間10分で完走と言ってたと思う。


もう変態超人過ぎる!そりゃ先日の伊吹山ヒルクライムも年代別上位16%以内に入るわw

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手前が怪我から復調したkatchan morishimaさん、奥がとしさん。脚にも無駄な肉が全く無い。



アレを飲みながら、超人の疲労骨折、膝の痛み、身体の歪みの話、morishimaさんの妹さんとワタシが同じ高校の同級生(びっくりするわ!w)など色々と話していたら、







「ほはようほさいはぁーす♬」






と、頭の先から声が出ているような爽やかテイスティーな挨拶が聞こえてきた。多分、「おはようございます」と言ったんだと思う。

最初は「あ゛〜、マジかかわりたくねー。」と思って声の主を見るのをためらったが一応見てみる。


...誰だか分からん。え、誰?(この間2秒)


今度は凝視。


なぁーんだ、Nob coriverさんじゃないですかー!ごめん。ごめん。本気で怪しいセールスかと思ったw



いつもの姿とは全然違うし、トレードマーク(に認定)のメガネを掛けていないので気付かなかった。

彼は建築関係の仕事をしており、現場に向かう前にワタシ達がいるかも、と寄ってくれたのだ。嬉しいネェ!


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Nob coriverさん、スタイリッシュですやん!
これからはその格好で金華山走ってネ! 汗はその首から下がっている布で拭けばいーやw



しばらく4人で談笑した後、解散。


毎週のように走っていると、いつもの誰かと会える。新たな出会いも生まれる。
そんな場所があるってとても幸運な事。

これからも新たな出会いがある事を期待しよう。



この後、としさんは金華山を岐阜公園側から登って、彼曰く、まあまあのタイムを出したとSNSにアップされていた。もうね、想像付かん位の速さ!ワタシにはバイクにモーター仕込まんと出せんタイムです(悲)。(としさんのブログ)



おわり