腰痛治療の新常識―456― | TMSジャパン公式ブログ

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      健全な肉体は健全な精神に宿る     

急性むち打ち症患者97名を対象にしたランダム化比較試験によると、標準的治療(安静・頚椎カラー・漸進的活動再開)よりも、受傷後96時間以内の積極的治療(緩やかな自動回旋運動を1時間おきに最高10回繰り返す)のほうがはるかに治療成績は良かった。http://1.usa.gov/14s9Teo 

6ヵ月後の時点で比較すると、積極的治療群の90%はほとんど痛みがないか軽い痛みしか残っていませんでしたが、一方の標準的治療群でほとんど痛みがないか軽い痛みしか残っていない患者は47%に過ぎませんでした。

 


 

慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を変えて、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛みに関するエビデンスに基づく正確な情報を取り入れ、実行に移すことが必要不可欠です。

それがとりもなおさず、「東日本大震災」「COVID-19パンデミック」「ウクライナ侵攻」「トルコ・シリア大地震」といった、『ブラックスワンイベント』に巻き込まれた腰痛危機を回避する有効な戦略になり得るのです。


国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。子孫に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。

 

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