腰痛治療の新常識―419― | TMSジャパン公式ブログ

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      健全な肉体は健全な精神に宿る     

喘息患者61名とリウマチ患者51名を対象にストレスリストの有効性を調査したランダム化比較試験では、かつてもっともストレスを受けた出来事を1日20分間書き出すだけで、47.1%の患者が臨床的に意味のある改善を示した。http://1.usa.gov/REpnEa 

ストレスリストは1日20分ずつ連続3日間、合計1時間にわたって行なわれましたが、4ヶ月にわたる追跡調査の結果、その日の予定を書き出した対照群にはまったく変化が認められませんでした。自分のストレスを認め、それに耐え、考え方や感じ方を変化させることで、標準的治療を補える可能性が示唆されたわけです。

 


 

 

慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を変えて、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛みに関するエビデンスに基づく正確な情報を取り入れ、実行に移すことが必要不可欠です。

それがとりもなおさず、「アメリカ同時多発テロ事件」「東日本大震災」「パンデミック」「ウクライナ侵攻」といった、ブラックスワン・イベントに見舞われた腰痛危機を回避する有効な戦略になり得るのです。

国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。子孫に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。

 

 

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