皆さんこんにちは!つっちーです!
先日名鉄が発表した設備投資計画にて、
尾西線苅安賀駅付近の高架化工事実施の旨が記載されていました。

この苅安賀駅付近の高架化事業について、
改めてどういうものなのかを見ていきたいと思います。
この高架化事業の一番の目的は、
尾西線苅安賀駅~観音寺駅間で交差する、愛知県道18号岐阜稲沢線(西尾張中央道)で踏切遮断による渋滞が発生しており、
これを解消するために行われるものです。
この高架化事業により、県道18号の踏切を含め、3ヶ所の踏切が除去されます。
では概要図をご覧ください。

事業区間は1.8Kmで、その内高架区間は1.1Kmとなっています。
苅安賀駅は高架化に際し、現在の2面2線の列車交換可能駅から棒線駅に変更になり、
これに伴い、観音寺駅に列車交換設備が設置される事になっています。
実際の高架区間が二子駅~苅安賀駅~観音寺駅であるのに対し、
事業区間が観音寺駅より名鉄一宮駅寄りまであるのは、
観音寺駅に列車交換設備が設置される関係であるものと思われます。
工事は仮線方式で、現在線の北側(名鉄一宮行きに乗車した場合、進行方向左側)に仮線を敷設し、
現在線部分に高架橋を建設する方法が採られます。

苅安賀駅は先ほども書いたように、高架後は棒線駅となります。

バリアフリー対策としてエレベーターも付くようです。
さて、現時点で現地がどのような感じになっているのかを昨日見てきました。
当然まだ本格的には始まってはいません。
しかし観音寺駅から少し西(津島方面)へ行ったところで、仮線敷設に向けてと思われる道路工事が行われていました。

まだまだ始まったばかりの苅安賀駅付近の高架化工事。
今後も見守っていきたいと思います。
ではこの辺で。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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