特定支出控除
会社員が給与所得を計算する際に、
一定の経費(特定支出)を必要経費にできる制度
今年の1月1日からその範囲として
認められる項目が増えました。
控除の対象となるのは、
●通勤費、転勤などに伴う転居費、帰宅旅費
●資格取得費、研修費
●図書費、衣服費、交際費などの勤務必要経費
会社が経費として認めた分を合算して、
給与所得控除額の2分の1を超えた分が、
確定申告で控除できるという仕組みになる。
たとえば、年収400万円の人であれば、
67万円を超えた分を「特定支出」として申告できる。
控除対象の目安は、年間の給与収入が
500万円の人は77万円を超えた分、
600万円の人は87万円を超えた分、
700万円の人は95万円を超えた分が控除対象となる。