焼肉 49
インテリジェンスの話をしよう。
インテリジェンスを日本語にすると情報であるが、
日本語の情報は、インホメーションとインテリジェン
スに峻別される。
インホメーションは、ただなんとなく流されるテレビ
やラジオや新聞、週刊誌、月刊誌などの記事ないし
ニュースなどであるが、インテリジェンスになると、新
聞報道にしても、なにげない記事に、赤線を引くだけ
でインテリジェンスになってしまうのである。つまり、特
別の意味があるよ、というサインなのである。
わたしたちは、テレビやラジオの報道を聞くにつけ、
あるいはまた、新聞、週刊誌、月刊誌に目を通すにつ
け、裏読みをしないとインテリジェンスが入手できない。
報道の場合、何が報道されているかより、何が報道さ
れていないかのほうを推測することが大事なことがしば
しばある。
日本の報道、とくにマスコミの報道の自由の幅は、わ
れわれが考えているよりか狭い。このあいだ、世界の
報道の自由さをランキングで表わされたが、たしか五十
なんばんめかである。ここ数年でますます自由が狭くな
っているようだ。その原因を探ってみれば、報道産業の
利益構造に遠因がありそうだ。テレビ、ラジオ、新聞、週
刊誌、月刊誌、などは、NHKを除き全てが広告料でまか
なわれているのである。大手広告代理店に頭があがらな
いのではなかろうか。