独り言    11月15日-1-15-376 | はなのブログ

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ロールキャベツ    376

 寺山修司との出会い
 これも、ぼくが十九歳のころだ。とある街の古本屋を
冷やしていたら、異な感じの派手な本に出合った、書
名は、書を捨てよ街に出よう、著者は寺山修司とあっ
た。はじめて目にする作家であった。ぺらぺらっとペー
ジをめくるうちに興味が増してきて買った。
 そのころ、話の特集という月刊誌が創刊されて、おや
っと思い読むようになった。記事を書いている作家たち
が新鮮な感じがしたからである。例えば、小田実、竹中
労、深沢七郎、野坂昭如、吉行淳之介、植草甚七など
で、写真家は立木義治、篠山貴信。イラストレーターは、
和田誠、横尾忠則、宇野亜紀羅などだったと記憶する。
氏名の字は間違っているやもしれぬ。それらの作家の中
に寺山修司もいたのである。
 そのころ、ぼくは、寺山修司を劇作家とおもいこんでい
たが、あとで知ったのだが、寺山は、俳句、短歌とものに
なし、あまつさえ詩人、演出、映画監督と、マルチナ才能
をほしいままにした天才肌の男で、職業を訊かれ、職業
は寺山修司と名乗ったことは、つとに有名なことである。