独り言    9月2日-1-1-307 | はなのブログ

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けだるさ    307

 九月はけだるい。
 盛夏の猛暑とたたかっていたときは、必死に生きて
いたが、九月になり、朝晩やや涼しくなってくると、緊
張が緩みけだるい気分になる。こんなときは気をつけ
なければならぬ。風邪をひいたりするからだ。
 方丈記が読みたい。鴨長明の書いたものだ。人生が
ことごとくうまくいかなかった男の女々しい独白である。
 こんなふうに、ぼくは突然なにか本が読みたくなるの
だ。ときに、太宰治の富嶽百景。あるいは、カフカの城。
永井荷風の断腸亭日常は座右の書だ。武田百合子の
富士日記は、何度読んでも心が安らぐ。ドストエフ・スキ
ーはカラマゾフの兄弟に尽きる。チェホフも大好きだ。桜
の園かな。レーモンド・チャンドラーは村上春樹訳のロン
グ・グッドバイがいいかな。色川武大の狂人日記なんか
すてがたいな。山口瞳は世相講談が代表作だね。内田
百閒は阿房列車。高橋義孝は新つれづれ草かな。山本
周五郎は小説日本婦道記や青べか物語が好き。吉村
昭は海の史劇にしとこう。藤沢周平は風の果てだ。ロア
ルド・ダールの来訪者はおすすめ。まだまだあるけど書
ききれないやーーー