独り言    1月28日-3-84-84 | はなのブログ

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門松    84
   白梅の中に紅梅に近づきぬ    森 澄雄
 
いやはや、今日も寝た寝た。われながらあきれるほど寝れるもの
である。普通なら、これだけ昼間に寝ると、夜は眠れなくなるが、こ
れが、なんと眠れるのである。どうかなっているのではないかと訝し
い気がするが、身体や精神に異常はないようだ。そのぶん読書時
間が削られるが、これはいたしかたがない。車内はイルクーツクの
ごとく寒い。したがって、出来うるばかりの重ね着をし、毛糸の帽子
を被り、マフラーを二本巻き、その上に毛布を被っているが、手は
本を持つし、ページをめくらなければならないので、手袋をはけな
い。身体は、あるていど防寒ができたが、手と顔はむき出しなので
もうれつに寒い。いや寒いと言うより痛いというのが実感に近い。ど
うしても辛抱ができなくなると、毛布の中にもぐり込んでしまうのであ
る。そうすれば必然的に、ポカポカと心地よい。これで眠るなという
のは殺生である。惰眠をむさぼってしまうのである。
 まぁ、いいでしょう。眠れるときに眠っていれば、寝溜めにはならな
いか。仮に、寝溜めということが可能ならば、ぼくは、一週間ぐらいは
寝なくていいことになるわけだが、そんな話は訊いたことがないので、
断念せざるを得ないが、かえすがえすも惜しい気がする。人間にとり、
時間はおのずから有限である。しかるに、その有限な貴重な時間を、
惰眠をむさぼることに消費するのである。思い半ばにすぎる。