独り言    12月29日-2-87-857 | はなのブログ

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野良猫     857
    餅焼くやちちははの闇そこにあり    森 澄雄
 
フィリップ・マーロウをご存知であろうか。そう、レーモン・チャ
ンドラーの小説の主人公たる探偵の名前である。タフでクール
な魅力的な男。ヘミングエー、ダシール・ハメット、などを継承し
た心理描写を省いたどくとくの文体は、読む者をして魅惑的な
世界に誘ってくれる。
 アメリカは歴史が浅い社会であるが、それでも音楽として、ジ
ャズやロック、ハリウッド映画、そしてハードボイルドという、小説
を世界に紹介した。これだけでも、おおきな文化的貢献である。
 こういえば、さしずめぼくなどは、正に、頭の天辺からつま先に
いたるまで、アメリカの文化にどっぷり浸っていると言わざるを得
ない。いわば、イギリスで食い詰めたピューリタンがメイフーラワ
ー号で、逃げるようにアメリカに逃れなければ、ジャズやロックは
おろか、ましてやハリウッド映画も、フィリップ・マーロウも生まれ
ていなかったであろう。先住民のみなさまには、じつにお気の毒
であるが、これこそが、まさに歴史の非情といわざるを得ない。
 最後に、レイモンド・チャンドラーの主作品を紹介しょう。
 1、大いなる眠り(1939) 2,さらば愛しき女よ(1940)
 3,高い窓(1942) 4,湖中の女(1943) 5,かわいい女(19
   49 6、ロング・グッドバイ(1953) 7,プレイバック(1958)