柿一個 751
冬ざれや卵の中の薄あかり 秋山 卓三
昨日に懲りて、今日も吉野町でしたが、車はやめて家の中で過ご
しました。当然、電器ストーブをつけていましたから、春のような按配
で、読書も進みましたし、午睡もたっぷりいたしました。
お昼は、近くにある中華料理店で、久しぶりに中華丼と餃子を食し
ました。やはり寒いと温かい食べ物がありがたいですね。冷やしそう
めんなんかゾットしますね。夏は美味しいのにね、冬はだめだ。
今日は、小室直樹の日米の悲劇を読了。なるほど、日本は、昔、鎖
国をしていたように、どうやら心根が内向きにできているようで、ずー
っと外交音痴だったらしい。歴史を丹念に検証すれば、その国が何を
考え、なにをしようとしているかよくわかる。
アメリカが何を考えているのかも、手に取るようにわかるはずだ。
まず、アメリカは、日本が思った以上に経済成長したことに驚き慌
てている。ことにアメリカの誇りとしての車が、日本車に凌駕された
ことに内心怒っている。そしてこれ以上、日本が経済成長しないよう
に、あらゆる手立てを計っている。
一方、日本を決して軍事大国にはさせないつもりだ。空母を造らせ
ない、持たせない。ゼット機も造らせない、持たせない。そして、原爆
も造らせない、持たせない。軍隊組織もアメリカに反抗させないよう
に、アメリカ軍と一体でないと力が出ないようにしている。米軍基地も
見方を変えれば、日本を占領しているといえなくもない。
中国、韓国、そしてロシヤとの関係も、アメリカ抜きには考えられな
い。日本と近隣諸国とのいざこざは、むしろアメリカが喜びそうに見え
るのは、ぼくの偏見だろうか。