独り言    11月9日-1-26-714 | はなのブログ

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柿一個     714
    あきかぜのふきぬけゆくや人の中   久保田 万太郎
 
毎日、こうしてブログを書いていると、書くことがないにもかか
わらず書かねばならぬ義務感にかられ、甚だ困難におちいりま
すが、これも身から出たさび、いたしかたはありません。支離滅
裂な文なら書けそうな気がしないでもありませんから、破れかぶ
れ書かざるをえません。
 今日はなにをしようかな。まいにちまいにち、何をしようかと考
えるのは面倒だ。以前、会社勤めをしていたころ、毎朝汽車にの
って通勤するのがいやだったが、今のように何をするか自分でき
めなければならなくなると、これはこれでわずらわしい事である。
自由という言葉は、たしかに美しい響きをもつことばであるが、そ
れは不自由がしからしめることで、いざ自由になると、なにもかも
自分で決めなければならぬので、ずぼらなぼくのような人間には、
いささかとまどわざるをえない。いっそ奴隷になったほうがいいと
云える勇気はないが、人間てこういうことがあるみたいだ。
 あるものを希求して、死ぬほどもだえ苦しんで、いざ手に入れる
と、うっちゃってしまうような傾向があるみたいだ。何事も満足を得
られない、ということである。人間とは、はなはだ面妖ないきものと
云わざるを得ない。かく云うぼくも、あわれな人間の端くれでありま
すが、よたよたとたよりなき足取りでありますが、命の果ての薄明
かりを垣間見るまで、生きていかざるを得ないのであります。ハイ