西瓜と夏みかん 482
保守合同により自由民主党ができて以来、長期
政権で、黒い霧などと呼ばれたさまざまな疑惑が
あったが、経済が高度成長だったせいか国民はい
たって政治に寛大であった。
自民党と言う政党は、特定のイデオロギーに染め
られた理想主義政党ではなく、ずぶずぶの現実主義
の政党であり、政治は全て官僚にまかせ、自らはさ
まの利益調整をして国民の支持を集めた。公約など
も議員個々人が掲げるもので、その多くは守られなか
ったが経済がうまくいっていたので我慢した。
それでもアメリカの貿易赤字・財政赤字、いわゆる
双子の赤字などにより、一人勝していた日本に批判
が集まり、85年のプラザ合意により円高を認めさせ
られ、製造業で輸出型の企業が多い日本経済は苦
難を強いられた。
経済がだめになると政治も不安定になり、自民党
単独の政治は成り立たなくなってしまった。
このような経済や政治の流れの中で、過日政権交
代があり、閉塞状態にウンザリしていた国民も、わずか
ではあるが希望を抱いたのである。
それが民主党の執行部の嘘と公約違反で、またも
や国民は裏切られたのである。政治家とはかくもいい
加減なものなのだろうか。官僚の手下に成り果ててしま
ったのである。こんな政治家を許せば、いつまでも官僚
の言うままになってしまう。国民を裏切れば議員の身分
を失うと言うことを教えなければなるまい。