鞠と猫 404
金環日食だなんて、テレビがくだくだ言っているが。
ぼくは何の興味もない。なんでこういうことがそんなに
大事なのかは理解ができない。こういうことがぼくには
たびたびある。以前、女子サッカーがどうしたこうしたと
テレビでかまびすしく報道されたいたが、ぼくは何の感
興も感じず、なんのことやらと無関心だった。
こうした現象は、老化現象の一種なのであろうか。で
あるならば心してかからねばなるまい。
ぼくにとって大事なことは、お昼に何を食べるかとか、
今日誰とおしゃべりしょうということであり、誰がオリンピッ
クで優勝しようが、テレビがああだこうだと、言えば言うほ
ど興ざめで、はなはだよろしくない。こんな心理的現象は
実に、ある意味で朴念仁とでも言わざるを得ないかもしれ
ないのは自覚しているが、どうしようもない心もようだ。
皆とおなじように喜び、あるいは悲しむということが苦手
だ。なぜかその逆になるのだ。どうやら死ぬまでなおらない
ようだ。金環日食か見るもんか!