独り言    5月2日-4-6-325 | はなのブログ

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_           鞠と猫    325
  日本人の心内の奥底のほうに共有する感興心があるら
しい。音楽にすれば、たとえば短調の音楽(荒城の月)など
に顕著に反応があり、この辺に日本人の琴線が潜んでいる
ようだ。かといって長調の音楽に反応がないかと言えば、最
近になるにつれ長調の音楽にも好まれているので、一概に
断定は下せない。しかし、これははっきり言えることだが、日
本人心の奥底にあるであろう黒い川に、たっぷりと無常感が
含まれていることは間違いない。この無常感には短調の音楽
がぴったりであろう。しかるに長調の音楽も受け入れられるの
は、無常感のみならず多岐にわたる情感が隠れ潜んでいると
しか思えない。その辺の複雑さがえもいわれぬ文化の綾を織
り成して、濃をかもし出していると言えるであろう。この辺が一
筋縄いかぬ文化の妙味だ。その情感たるや遠い先達から相
続した文化の贈り物で、ぼくらは、その贈り物を通して月や桜
を愛で、また荒城の月を愛聴するのである。ピカソは何だ。