独り言    4月1日-1-1-227 | はなのブログ

はなのブログ

ブログの説明を入力します。

_          阿弥陀仏と菫    227
  昨日の続きを書きます。
  胸の襟元に裁の字のバッジがついていたので、洋裁学
校へでも行っているのか?と実直に訊くと、「否、福岡高等
裁判所に勤務で、東京へも出張の帰りである」とのたまった。
  なぜ見も知らぬ初対面の人に声をかけたのかと言えば、
勿論、無聊を慰めると言うのは口実で、ぼくの心中が穏やか
ででなく、誰かと話でもしないと、心の痛みに耐えられない状
態だったからである。と言うのは、昨夜初めての失恋を経験
したからである。相手のことは詳しくは書けない。と言うのは
随分後になって、彼女の兄がさる高名な文学賞を取ったから
である。彼女のことなど失念していたある日、ベストセラーに
なったある本を、ちょっと気になり読んでみたら、なんと彼女
から聞き及んでいたことが書かれていた。正に、彼女の兄の
手になる本であった。人間の勘たるや実におそろしきものな
るや。
  話がはなはだ脱線したが、件の裁判所の女性とはなんら
交わりもなく、清く大阪駅で別離いたしました。ちゃんちゃん。