_ 幻視と政治 139
政治のことはへきへきしているので、あまり触れたくな
いが、民主党がかくも体たらくの一端が垣間見えたので、
書くことにする。
戦後、ほぼおおむね自民党が政権をになった。アメリ
カも財界も、自民党を支援した。政治は官僚がおこない、
政治家は選挙に落ちぬように、地元に、せっせとサービス
努めた。
高度成長で、国民の生活は次第によくなり、自民党は
磐石の態勢で、国民の支持を得た。それでも生まれる不
満は、万年野党にあまんじる社会党などが受け止めたふ
りをした。
85年のプラザ合意から、日本の弱体化がかいしされ
た。輸出産業主体の日本企業は、円高は厳しい。しかる
がゆえに工場を外国に移転する。そうすれが国内の雇用
が減る。不況の一因がこれだ。
景気がいいことで支持を受けていた自民党は政権の座
から転がりおちた。打って変わって政権の座についた民主
党は、野党時代が長く、政権を握っていないときは、国民受
けすることを言っていたが、いざ政権についてみると、経験
も能力も、加えて情報もなく、官僚の協力を仰がねば、国会
答弁すらままならぬ。政治主導なんて絵に描いたもち、食え
たものではない。このままでは奈落の底に落ちてしまうのが
わかっていながら、官僚を怒らすのが何よりも怖い。
現下の政治はこんなとこです。政治家のレベルは国民
のそれです。さっぱりわややー。