_ 幻視と政治 114
一本のブログを書くに、およそ30分の時間を要す。長
きときは一時間ほどかかるが、しかたがない。いつもでま
かせなので、ふりかえって読むことはほとんどないが、他
人が読むかと思うと、やはり忸怩たる思いがしないわけで
はない。
パソコンを購入しなければ、文章なんか書かなかった
であろう。読書は昔からの習慣でやぶさかではないが、ま
さか書くはめになろうとは思わなかった。なるほど、文をつ
むぐとは、およそ困難なことだ。こんなはめにおちいるとは
思わなかった。いやはやである。
いやはや、と言いつつも、こう書いているのだから、ま
んざらでもないのであろう。人間とは不思議なものだ。いさ
さかの困難があるほうが面白いのである。これが巨大な困
難であると、忌避するのであるが、いささかの困難と言うと
こに妙味があるのである。少々の不自由があるほうが挑み
がいがあるのであろう。変なもんだ。