突破者 7
まずは、おはようございます。全国の皆さん、つつ
がなきや。風邪をひいていませんか。もう少しで今年
も終わります。最後のラストスパート、時間の節を乗り
越えましょう。
なんてことを書いたのは、以前から、つつがなきや、
と言うことばを使いかったからである。
ぼくは読書に飽きたときなど、辞書を読むのを好む。
いやはや、よくも人間は沢山の言葉をひねり出したもの
よ。知らない言葉が多い。ひびきのいい言葉を見つけだ
したりすると、嬉しくて使ってみたくなる。
言葉の限界が思考の限界である、と喝破したのはヴ
ィトゲンシュタインであるが、まさしくぼくらは、言葉によっ
て世界を捉えるのである。例えばライオンを知らない人が
初めてそれを見たとき、彼はどのように知人に伝えるので
あろうか。ものすごいもの、凶暴なものを見たとしか伝えら
れないであろう。ライオンという言葉をつくることによって多
くの人が共通のイメージを得る事が出来るわけだ。しかし、
一度は実物を見るか、絵なんかで、これがライオンなのだ、
と言う学習をしなければならないが。
雪を知らないひとが、初めて雪を見たとき、その人はど
う思うのだろう。目でとらえた雪をどう説明していいか戸惑
うであろう。それが雪だと教えられれば、彼は納得し、安心
するだろう。ビバー言葉である。