独り言   5月18日 | はなのブログ

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       祇園と干し柿    18

 今日は、高校時代の友人岡久君のところへ野菜や花

を持って行った。ぼくの友人には珍しく出世をした奴で、

さる大学を出た後、Hグループの関連会社に就職し、の

ちに重役にまでのぼりつめ、先ごろ退社し、その徳島支

店の嘱託になり、悠々自適でゴルフ三昧の生活を送って

いる奴なのだ。

 栴檀はふたばよりかんばし、の言葉道理、高校生のころ

より大人の風格があり、くわえて人を束ねる力も兼ね備え

ていたので、Hグループのえらいさんの目に留まったので

あろう。

 ぼくはなにも出世した奴に媚び諂って交際しているわけ

ではなく、父が病気になった折り、輸血のことで大変にお

世話になったのだ。そんなこともあって時々食事をして、話

をしたり、年賀のやり取りをしていたのでが、今年の三月退

職をして東京から帰ってきたのである。

 新居も建てたし、奥さんも心中はさぞお喜びのことと思わ

れるのだが、あとは子供二人に、お嫁さんがきて、孫の顔

をみるのが楽しみらしいのだが、こればかりは思うようには

ならぬ。やきもきしているうちがいいのであって、いざ実現

をしてみたら、思わぬことも多々あるかもしれぬ。一家々の

家々それぞれに、違った幸福と不幸があるのだから。