独り言    4月28日 | はなのブログ

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        驟雨と毬    19

  近過日と言うと大仰だが、簡単に言うと先日のこ

とだ。いつものごとく車を転がしていて、なにげなくラ

ジオをおしたら、RCサクセション・忌野清志郎のトラ

ンジスタラジオがながれてきた。すきな曲なのでリズ

ムあわせて体をゆすりながら聴いていたら、なぜか

感極まって涙が飛び出してきた。これは一体どうした

ことであろうか。バッテリーはびんびんだぜー!♪♪

 やはり、と思った。致し方ないとも思った。とうぜん

だとも確信した。おいらの心根のなかには小さな不

良が住んでいるんだ。そいつが反応したんだ。そい

つはおいらのなかで今だ健在なんだ。

 嗜好というものは正直なもので、昨年、高校のクラ

ブの仲間四人で食事をした。30分ばかり近況を述

べ合って、話題が尽きた。昔の共通の趣味だったビ

ートルズを思い出し、おいらがその後の音楽の好み

をみんなに尋ねると、一人はカーペンターズ、後の

人は首をひねった。その瞬間、おいらには三人が随

分遠い存在に思えた。一人などは訊きもしないのに、

ハードロックを貶した。三人が小さくなった。おいらの

頭のなかでレッドチェッペリンやジミーヘンドリックス

のコンサートが始まった。ロックンロール、えい!