独り言   3月21日 | はなのブログ

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        鰻と犬   1

 ぼくは変な癖があって、わが茅屋では読書ができ

ないのであります。何故かはわかりません。フロイト

ならどう分析するかわかりませんが、無意識のなか

に秘密があるにちがいありません。で、もって先ほ

どまで車の中で高橋洋一の本を読んでいたのです

が、なんと車中に蚊の野郎が数匹いたようで、痒く

てかゆくてたまらず30分ばかり我慢して活字を脳

髄で咀嚼していましたが、しんぼうたまらず車から

飛び出してしまいました。やれやれおかげで頭のて

っぺんから足の指先まで、かゆみの塊になってしま

いました。

 たしか、椎名誠の本でシベリヤの蚊のものすごさ

を書いていましたが、ぼくのこのような経験なんて

比じゃありませんよね。数匹の蚊でさえたまらな

に、数万匹の蚊に襲われることを想像すれば、

狂することまちがいありません

 あまのじゃくのぼくは、車に入る時、かすかに蚊の

気配を感じたにもかかわらず、あえて車中の読書に

挑戦したのは、あながち読書いうよりも小さな冒険を

心の裏側でもとめていたのかもしれません。それは

ぼくじしんでさえ確信がもてない深層心理ですが、そ

うとでも解釈をしなくては合理的な説明に成り立たな

いないからです。時として人間はこのようなバカなこ

とをしでかす動物です。悪しからずじょ。