独り言   12月23日 | はなのブログ

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         雪だるま   3

 空は、有でもなければ無でもない。有と無を超え

て、統合したところにある。すべて存在するものは、

当は仮にそう考えておくだけであって、実体は一

那に実在して、一刹那に消えるとした。要するに、

っという間に現れ、あっという間に消えるのが存在

いうものの真の姿と考えた。さらに、時間という概

にもさまざまなとらえ方がある。現代で常識的認

されているのはニュートンの時間概念で、そこに

観的に存在すると考えられている。ところが仏教

は、客観的な時間があるのではなく、時間は向こ

から来て向こうへ去っていく、と考えている。主観

してとらえる。自然現象や社会現象がみな外界に

実在しているととらえるのは大きな誤りであるという

思想である。

 科学の発達によって面白いことがわかってきた。

分子生物学によると、人間の身体は六ヵ月経つと

完全に細胞が入れ替わってしまうという。物質とし

てみた場合、実際にも全く別物になっている。

 激流の譬えがある。激流に手を入れると、その

手には激しい水の流れを感じるだろう。しかし、い

手に触れている水と、一秒後に触れた水はおな

じでない。それを、持続して水に触れていると自覚

するのは、同じ水と錯覚しているにすぎない。仮に

同じ水があるとしているだけなのだ。存在とはそう

いうもので、実体があるのではないと仏教では説い

ているのだ。お分かりかな、おのうのがた。