彼岸 1
政治とはなにか。こんな質問を子供電話相談室
で聞かれたら、ぼくが大好きな無着成恭さんだっ
たらどうこたえるかな?以前ラジオを聞いていて、
少年がおちんちんが小さい悩みを無着先生に訴
えた。その時の無着先生曰く、「なんとか君、聞こ
えるかい。電話どっちの手で握ってんだ。左か、だ
ったら右手があいてるだろう。その手でおちんちん
握ってみろよ。どうだ、握れるか?それでいいんだ
よ。大丈夫だ。心配することはないよ」これを聞い
たとき、ぼくは無着先生に天才を感じた。こんな先
生に教えられた生徒をうらやましく感じた。
話題が脱線した。政治とはなにか。マックス・ウ
ェバー先生に教えてもらえば簡単だろうけれど、
いちいちマックスにたよってもいられない。ぼくの
なさけない知識がだした答えは、政治の本質は、
国民からいかにお金をまきあげ、そのおかねを
どう使うかである。これがラッキョの芯である。役
人は限りなくお金を国民からまきあげようとする。
信用できる政府役人ならそれもよかろう。そうで
なければ1円たりともあんな奴らにやるものか。
ぼくは決めている。子孫に美田はのこさず。水が
なくてこまっているかの地に、井戸をほる資金の
一部としてぼくのささやかなおあしを使うことを。