独り言   11月12日 | はなのブログ

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                快楽と独楽   12

       学生時代は青山学院、鈴懸の道は立教とミッシ

      ョン大と明治以来日本社会はヨーロッパ・アメリカ

      さまさまであるが果たしてこれがよしやあしや。

       7世紀のはじめ、大陸に唐という世界帝国が出

      現する。当時の日本はまだ国家の体を成しておら

      ず、あちこちに豪族が割拠し、相争っている状態

      である。大和王朝は豪族のなかのいちばん大き

      な豪族にすぎない。朝鮮半島から追われたが、ま

      だかかわりを持っていた日本は朝鮮半島を通じ

      て、圧倒的な先進文明である唐帝国の外圧に直

      面し、それに対抗せざるを得なくなる。ここで日本

      は国家らしくなりはじめるのである。唐の政体を

      模倣して、天皇を中心とする中央集権国家らし

      きものをつくりあげる。しかし、この律令体制は

      日本の内発的動機に発するものではなく、した

      がって公地公民制にせよその制度の多くは建

      前過ぎず間もなく形骸化する。天皇も、中国の

      皇帝と違って武力によって全国制覇を成し遂げ

      たのではなく、外国に対抗するために諸豪族が

      妥協して盛り立てたにすぎない。  つづく