白河夜舟 24
科学的合理主義というのがある。一方に人知を
超えた天とか神とか絶対とかを設定し考える方向
がある。ぼくは基本的には前者に組するものであ
るが、その思考法が壁に突き当たった時は、そ
れをぶち破るために緊急避難として後者の思考
法を試してみるといういいかげんさの持ち主であ
る。思想に殉じるきもちなどさらさらない。イデオ
ロギーなんてものは相対的なものでどうでもいい
ことだ。
こんなのをプラグマチズムというのかしらん。よ
くわからないけどね。
ぼくはなにも職業的思想家になりたいとか、その
能力がある、なんていうほど夢想家ではない。い
たってのリアリストである。帰納法とか、演繹法と
か、三段論法とか、ヘーゲルの弁証法などは本で
習ったし、日常でも役にたつ思考法で、子供の頃
よくいって遊んだ、卵が先か、鶏が先かなどは弁
証法を使えばすぐわかるし、ぼくは仕事上、競売
にかかわっているけれど、帰納法を応用すれば
100㌫は無理としても、70㌫ぐらいの確率はあ
るのに、誰も使わない。死ぬほどほしいお金なの
に、皆さん欲がない帰納法を駆使すれば簡単に
かいけっするのに惜しいなー。