独り言   10月2日 | はなのブログ

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                白河夜船   7

             悪人正機説

       権力者やお金持ちのように、ありあまる権力と金

      持って、好き勝手なことをやりながら、自分で自分

      を正しい人間だと思っているような連中よりも、社

      会の底辺にあって、生きるためには法をも破らな

      いと生きてゆけないような、いわゆる悪人たちの

      ほうが、先に阿弥陀如来に救われるのである。


       悪いことと知りながら、生きるためにやむなく悪

      いことをやっている人。つまり自分の力に絶望し

      ている人を「悪人」と言ったんです。それに対して、

      悪いことをやっておりながら、主観的には自分は

      正しいことをやっているんだと思っている人。つま

      り自分を過信している人を「善人」と言ったので

      す。


       以上はぼくの手帳から書きとったものであるが、

      どうも親鸞の本意とは異なるような気がする。

      「悪人」の意味を生きるためやむなく法を破る

      うんぬんーとあるがぼくは違うと思う。人間存在

      そのものが悪と親鸞はとらえていると思う。