ヘロヘロ論考 17
破壊せよとアイラーは、言った。とは中上健次の
本のタイトル。もうバラードは聴きたくない。今のぼ
くにはロックンロールが必要だ。なんて片岡義男
風の本のタイトルだけど、もうぼくは内田裕也の気
分ロックンロールえぃ!
裕也さん不良してますね。ぼくは日常生活は平凡
な市民ですが精神はロックンロール不良です。嘗
てJAZZのなかにも不良性(批判精神、反抗。怒り)
がありました。それがかたや商業主義、かたや芸
術至上主義に分裂し人々の心をつかめなくなりま
した。そのポジションいまはロックがしめています。
ビィートルズが偉大なのはジョンのロック魂とポ
ールのバラードの才能との融合と確執です。それ
故にあれほどの名曲がうまれました。にしても、楽
譜がよめなかったであろう彼等をサポートした、ス
タッフいたことは想像できます。
JAZZも、再び嘗ての栄光はのぞむべくもあり
ませんが、その精神性はますます深く潜行して
いきますが、大衆的人気を得ることはないでし
ょう。JAZZファンのぼくはあえて甘んじます。