独り言   9月2日 | はなのブログ

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             諤諤たる愚者の記   30

           ヴィトゲンシュタイン   2

      3、わたしの言葉の限界が、わたしの世界の限界

       である。

      4、世界とは、そうであることのすべてである。

      5、語りえぬものについては、沈黙しなければなら

        ない。

        

       今世紀の初めごろから、人間の思考のカギを握

      っているのは言語ではあるまいか、と言うことに哲

      学者たちは気づきはじめた。つまり、哲学史上の

      さまざまな問題は、けっきょく言葉の問題なのでは

      ないかろうか、と思われ出したのである。

       言い換えれば、これまでいろいろ論議されてきた

      哲学的な難問というのは、じっは哲学たちが言語

      の本質を反省することなくあいまいな言葉を、あい

      まいに使っているところに生じているのではないの

      か、と疑い出したのだ。