便所考 VOL2
高校時代にもいろんなことがあった。そのなかで特に印象ののこっていること
をのべよう。
Gは小中とぼくとおなクラスじだった。背が高く成績もぼくより良かった。とくに
なかがよかったわけではないが、ぼくのほうはいいやつだなとおもっていたの
だ。
高1のある日、休み時間に友人とトイレ行ったところ、なんとGが大の個室の
前で女性徒にまじりならんでいるではないか。背の高いGはならんだ女性徒よ
り頭ひとつぶん秀でてめだっているのた。こころなしかテレと困惑がかんじら
れ、顔は朱にそまっている。いつもはキャッキャと騒いでいるまわりの女生徒た
ちも、すこし迷惑そうで、へんに静かなのです。
それを見たぼくはおかしさと、同情と、感心と、Gの勇気に頭のなかがごちゃ
ごちゃになり、なにがなんだかわからなくなりました。
Gとはその後、ささいなことで不仲になり、ぼくのほうは仲良くしたいのだ
が、しかしまだGのほうが根にもっているようで、あっていません。
ちなみにGは、いまは土建屋の社長になっている。いつかは仲直りがしたい。
ぼくにもこんなことがあった。昼弁当の時に、隣の奴がさかな寿司を食べてい
たので一つもらって食べたのがいけなかった。1時間ぐらいたっと、腹がきりき
りと痛みゴロゴロと腹が泣き出したのだ。授業中だが脂汗がでて、がまんする
のが精いっぱいで、なんどももうだめだ、おもった。Gの勇気をうらやんだ。
休み時間にやっとなったがこれで解決しないのだ。以前こんなことがあつた。
づづく