独り言  4月23日 | はなのブログ

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   今から、15年ほどになりますが、僕はねこを飼ってました。

  とらねこでしたが、名はたまとつけたのです。

  たまは、徳島市のはんこ屋さんでうまれた,おすばかりの三兄弟でした。

  僕が司法書士事務所に勤めていたので、よく三文判をかいにそのはんこ屋にい 

 ってたのです。

  そこの奥さんが話好きで、はんをかいにいっては世間話をしてたのですが、ある

 日奥さんがにこにこしながら、

  「子猫がうまれたんじょ、見てみいへん」

  と、ダンボール箱に入った三匹の子猫をさしだしました。

  それがたまちやんとのであいでした。 

  たまちやんは末弟で、ほかのより身体がすこし小さかったです。

  家につれてかえると、おかあさんが、

  「かおがよごれてるね」

  ぬれたタオルでごしごし鼻の下をふいたのですが、とれませんでした。どうやら、 

 よごれでなく、もようだったみたいです。

  たまも何年かして、すっかり大人になりました。とおくまでめすねこをナンパしにで

 かけるようになりました。

  ある日、出勤のためバイクで家をでてすぐに、道路でねこが車にひかれてしんで 

 いました。ぼくはあわててたまとおもい、ひろって家に帰り、おかあさんにたまをあ

 ずけて、出勤しました。

  11時ぐらいに、おかあさんから事務所に電話がはいり、

  「たまちゃんがもどってきたでよ、どうやら猫違いじぁなあ」

  ぼくのミステイクだったのです。

  おかあさんからきけば、ねこの死体はおむすびとたまちやんが好きだったスルメ  

 を箱にいれて、裏の畑の片隅にうめたとのこと。

  そのご、たまちやんは何匹もの子猫のおとうさんになり、ながいきをしましたが、

 さいごは病気になってしまい、ぼくたち家族みとられながら、しずかに息をひきとりました。

  たまは今、裏の畑でねむっています。