独り言  4月21日 | はなのブログ

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 雨がふってきた。

 ここは徳島駅まえの小山書店の店内である。

 雨をのがれて、何人かの人々が店に飛び込んでくる。

 秀雄は、もともと本が好きなのだが、今日はべっの目的で小山に来た。

実は、お見合いなのだ。

 おおげさなことがきらいなので、小山でのお見合いを提案したのだが、相手も異存ないとのことで、今日の日となった。

 二階の奥であうことにし、秀雄は約束の時間より10分まえに待っていると、女の人がやってきた。

 「はじめまして」

 といって名をなのった。

 「はじめまして」

 と、秀雄も名のり、ペコリとうなずいた。

ふたりで店内の喫茶店にはいり、注文をして、はじめて正面から女の顔をみた。

 いゃなかんじはしなかったが、ぽっぺに二三のにきびがあったのをおぼえている。

 いまになってはなにをはなしたか忘れてしまったが、ひとっだけどきっ、としたのが脳裏にある。それは、

 「お給料はいくらもらっているのですか?」

 ときかれたときだ。

 彼女は大手保険会社に勤務、秀雄は安給料の〇〇書士事務所の事務員ですから、比較にならない。

 「あなたより少ないとおもいます」

 といって、答をはぐらかしてしまった。

 以上が、秀雄君のはっお見合い体験でした。

 結果は、みなさんで想像してください。