ウソップ童話 3月17日の北風とたいよう は冗談です。真実は下記のとうりである。
ある日、北風とたいようが、けんかをはじめました。
たがいに、じぶんのほうが、あいてよりつよい、といいはりますので、いっまでたっても、きりがありません。
そのうち、北風が、
「あそこに、マントを肩にかけてあるいていく旅人がいるだろう。あのマント着さしたものが、かちとしたら、どうらろう?」
と、いいました。
たいようもすぐにさんせいしました。
「ぼくからはじめよう。あっというまに、あのマントを着さしてみせる」
こういって、たいようは、じりじりと旅人をてらしました。
旅人は、
「あっい、あっい、これはたまらん。上着も下着もぬごう」とパンツ一枚になりました。
これを見た北風は、
「たいようくん、いくらやってもだめだよ。こんどはぼくのばんだ」
と、いいました。たいようは、しぶしぶ、北風とかわりました。
北風は、口を大きくひらき、いきおいよく、ひゅうーひゅうーと冷たい風をふかせました。
「さむい、さむい、ぶるぶる」
と、旅人は、ぬいでた下着と上着をあわてて着、もちろんマントも着ました。
「どうだい、たいようくん、このしょうぶはわたしのかちだね」
と、北風は、たいようにいいました。