ウソップ童話
キツネ君は、おなじクラスのぶどう子さんを秘かに恋していました。
クラスの男の子の全員がぶどう子さんが好きでした。
だって、ぶどう子さんはあかるく、頭がいいし、ピアノがひけるんです。しかも、お父さんはお医者さんです。
ぶどう子さんの心をどの男の子がいとめるかを、クラス全員が興味津津なのです。
キツネ君は、身長が低く、成績もおしりのほうです。顔もじしんがありません、長いのです、馬にはまけますが。家庭もフツーです。そのうえ性格が暗いです。
キツネ君がため息ばかりつくので、おかさんは心配しています。まさか息子が恋になやんでるとは想像できません。
ある日、おかあさんから買い物をたのまれました。店は近くのマルナカ北島店です。この店にはぶどう子さんも時々買い物にきてます。会えるかな、と期待しながら店にはいりました。
まずは肉、つぎに大蒜、キャベツ、バナナ、キャビア、ホアグラ、などいつもの品々をかごに入れる。
レジで精算して外にでると、左手のトイレのまえでぶどう子さんが誰かとたち話しをしています。相手はなんとたぬき君ではないか。二人はどうもくさいなからしい。たぬき君は短足で、高木ぶー似のこぶとりで頭もわるい。なぜ?
キツネ君はおもった。(ぶどう子さんはきっと性格が悪く、ヒステリーで陰険だし、みずむしでがにまた、おならもくさいにちがいない)と。