独り言  3月8日 | はなのブログ

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 むかし、あるところに、かわいらしい女の子がいました。

 女の子は、おかあさんがつくってくれた赤いビロードの赤ずきんをかぶっているので、赤ずきんちゃんと、よばれています。

 ある日のこと、おかあさんに病気になった、おばあさんのお見舞いにいって、と果物とお花をわたされました。

 おばあさんのお家は森のむこうで、なんどもおかあさんといってます。

 青空のなか、赤ずきんちゃんは森のいりぐちまであるいてきました。すると森のほうからオオカミがやってきて、いいました。

「ヨー、ネエチャン、カワイイヤンケ。お茶セエヘン」

 オオカミの顔をよく見ると福山雅治似のイケメンです。赤ずきんちゃんの頭にビビビィと電気がはしりました。もうおばあさんのことも忘れてしまい、オオカミの愛車の日野のトラックでドライブです。二人はすっかり意気投合し、一か月後オオカミは、赤ずきんちゃんの両親もとへ結婚の承諾をもらいにいきました。

「おとうさん、おかあさん。この方がオオカミさん。どうか結婚させて」と二人はお願いしました。

 理解のある両親ですが、赤ずきんちゃんの年齢は8歳、オオカミの年齢をきけば10歳なので、あまりにも若すぎます。そこで両親は条件をつけました。あと10年、せめて赤ずきんちゃんが学校を卒業するまで待つこと。二人はしぶしぶ承諾しました。

 やがて10年たち、明日、赤ずきんちゃんは卒業です。ながいあいだ待たされたオオカミですが、本日、老衰で死にました。