今日は、昨日に続きグルメです。
我々の味覚は文化であり、歴史でもあります。
何が良い・何が悪いと言う道徳、何が綺麗・汚いと言う美意識、美味い・まずいの味覚などは、文化です。文化は全部相対的です。優劣はありません。
我々の日本の文化は、おそらく、鎌倉から室町時代に原形が形成されたものです。それ以前は、中国・朝鮮の影響が強く、万葉集には梅の花が多く歌われています。日本人が好きな桜は、西行の山家集からです。
日本人の味覚のベースは味噌・醤油ですが、鎌倉・室町にかけて全国に普及していったものです。
一杯のラーメンを、食するときに舌に感じる味は、鎌倉・室町時代に形成されていなければ美味さを感じることもできません。
時に、我々は傲慢になり、文化で他の文化を見下すことがありますが、それは間違いです。文化に違いはあつても優劣はありません。自分たちが食べないから、と言って別の食文化を批判するのは、思い上がりです。文化の相対性が理解できてないからです。自分たちの文化が絶対的だと言う錯覚です。自分たちの文化を愛する人は、異なる文化の人々をも尊重し、異なる文化から学まなければなりません。そすると自分たちの文化も、より豊かにより深くなります。