カメラの落としどころ | (´・ω・`)

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2018年年末をもってアメブロでの投稿を止めました。またどこかで・・・。

 するする詐欺とならない為に、まずは当記事の題材、3つの機種で撮影した写真の比較から始めます。いずれの写真もも同じ位置から同じような角度で撮影したものです。

 

<Huawei「P9 Lite」で撮影(ズームなし、オートモード、HDR有効)>

 

<Canon「IXY160」で撮影(ズームなし、オートモード)>

 

<Canon「G9 X Mark2」で撮影(ズームなし、オートモード)>

 

 ご覧の有様で、ブログやSNSといった汎用Webサイトで写真を公開する上では、スマホもコンデジも見た目に大きな差はありません。その上、フルサイズ表示できるようなサイトならPCから確認できますが、残念ながらアメブロは拡大表示してもフルサイズでは表示できません。

 補足として、調べれば分かる事ですが、Huawei「P9 Lite」はスマホです。しかも、所謂「格安」な「SIMフリー端末」と言われてる端末となっています。Canon「IXY160」は約1万円のコンデジで、Canon「G9 X Mark2」は約5万円のコンデジです(2017年12月時点)。格安スマホと言えど、20インチくらいのディスプレイならPCでも十分な見た目となります。

 強いて言えば、違いが分かる部分としては明るさですね。Huawei「P9 Lite」は暗い写りとなっています。ただ、スマホでもF値1.8~2.2の明るいレンズを搭載したモデルがありますし、Canon「IXY160」がF値3.2でありながら明るめな写りになっていることから、中々測れない部分ではあります。

 

 そのようなことを書きつつも、差が存在することは把握済みです。「これなら縮小サイズでも参考になるだろう」と、比較用の写真を用意しました。以下は、光学ズームの最大倍率で撮影したものとなります。Huawei「P9 Lite」については、どこまでが光学ズームなのか分かりませんでしたので、最大までズームした状態で撮影しました。

 

<Huawei「P9 Lite」で撮影(ズーム最大、オートモード、HDR有効)>

 

<Canon「IXY160」で撮影(光学8倍ズームのみ、オートモード)>

 

<Canon「G9 X Mark2」で撮影(光学3倍ズームのみ、オートモード)>

 

 こうして比較すると、特徴が見えてきます。

 Huawei「P9 Lite」では、全然拡大できていませんが、やはり実用上の画質的には十分だと思います。これがミドルクラス以上のスマホになると、「十分」というより「これ以上は必要ない」という表現になっていきそうです。「ズームを評価しないなら」の話ですが。

 そして、Canon「IXY160」では、比較機種の中で最もズーム倍率が高いこともあって被写体の文字が大きく写っていますが、ノイジーな写りとなっています。ズーム倍率がセールスポイント、その点を高く評価しない人には「スマホで十分」とか「スマホの方が高画質」とか言われそうです。

 他2機種の写真を見た上でCanon「G9 X Mark2」で撮影した写真を見てみますと、光学3倍ズームなりに大きく写せています。その上で、劣化を感じられない高画質で撮影できています。性能差を感じることができますね。

 これらの特徴は、汎用的な結果だと思います。「スマホは画質が十分でもズーム性能が低い」「エントリークラスのコンデジは画質がスマホ並みでもズーム性能が高い」「ミドルクラスのコンデジは画質もズーム性能もスマホより目に見えて良い」、と。1ヶ月くらい調査した結果の持論ですけどね。コンデジのフラグシップ以上ともなると更に性能が良くなりますが、サイズや重さの関係上で別次元のものとなります。そのような意味で、カメラを趣味とする人以外はミドルクラスのコンデジが現実的な最高地点でしょう。

 

 以上、比較して自分なりの考察もしてみましたが、その通りになって良かったです。Canon「G9 X Mark II」は昨年の年末に購入しましたが、このような結果になるだろうと踏んで購入しました。つまりは、「スマホ以上の画質を欲する上で携帯性や気軽さを重視するなら、ミドルクラスのコンデジが最良の選択肢だ」、と。細かいことを突き出したらキリがありませんし、上記の特徴は大枠として間違った考察ではないと思いますので、カメラについてガチ方面以外で検討中なら第一段階の参考になると思います。

 

<ダウンロード:無加工の画像ファイル>

@Googleドライブ

※ウイルスチェック済みですが、解凍前後でチェックするようお願いします。