アメブロを再開して以来、オーディオネタが尽きません。以前はmtgの方が多く、今でもmtgのネタ自体は有ります。ただ、書き残したくなるものはオーディオ関係です。今までに体験したことのなかったことなわけで、仕方ない部分はありますが、mtgネタも増やしていきたいところです。まぁ、焦らなくても、明日のモダンFNMに参加するのでネタは湧いてきます。
今回の話題は、イヤホンの使い分けです。以前、このようなエントリを公開しましたものの、各イヤホンの印象については触れていませんでした。当初に私が考えていたものとは違う内容となりますが、似たようなものなので、このエントリの内容を流用する予定です。
私の手元にあるイヤホンは、「MDR-EX300」「MDR-XB90EX」「XBA-H1」「ATH-IM50」「HP-CN40A」の5つです。"「RP-HJE150」と「XBA-C10」は?"という感じですが、立ち位置的に使うタイミングが無かったので、両方とも友人に譲りました。あと、持ってはいますが「MDR-EX300」に関しては雑多用途で使っているので、今回は聴き比べしていません。
IM50…派手、低音寄り、音の広がりが良い
聴き比べの際、IM50を最後に聞くようにしました。。そして、それは正しい判断だったと思います。IM50はかなり芯の太い音を鳴らすので、CN40Aの前に聞くと迫力負けしてしまうためです。試しにIM50まで聴き終えた後にCN40Aを聴き直してみましたが、音量差が1~2くらいように感じるほどでした。
IM50は、解像度が高いイヤホンでやっと聴こえる細かい音を聴くことには適さないと思います。主旋律とボーカルの音をしっかりと把握することに向きます。特に低音は聴こえが良いです。
IM50で特徴的だったことがもう1つあって、それが音の広がりです。籠らず、元の音を邪魔しない広がり方でした。ただ、ボーカルに音の広がりは欲しくないと感じました。
XB90EX…ヘッドホンっぽい、中高音が遠くから聞こえる、綺麗
一応、低音重視のモデルですが、バランス的には特に低音の量が多いとは感じません。ただ、中高音が遠くから聞こえるような感じなので、低音は目立ちます。他の所で見かけた意見ですが、私も同様で、ヘッドホンっぽい鳴らし方だと思いました。
ギャップを感じたことが、全体的な音が綺麗だな、と。H1とIM50の間に聞いたからかもしれませんが、落ち着いた音でホッとします。JPOPやアニソンよりも、ロックやオーケストラを聴くために使いたいイヤホンです。
H1…煌びやか、如何にもハイブリッドな音、少し籠っている
価格を考えれば当たり前ですが、最も満足度が高い音でした。抜けの良いCN40Aの後に聴いたからか少し音が起こっているように感じました。しかし、BA型の解像度の高い中高音とD型の低音はしっかり音が聞こえるように鳴らします。"C10よりも聴こえる音の数が多く、それにC10の難点だった低音の少なさを補うD型が合わさっているのだから、そりゃあ良い音になるだろうね"って感じです。
まぁ、細かいことを言えば、BA型とD型は音の印象が違うので2:1で分かれているように感じること。そして、それぞれのドライバが補え切れていない帯域が狭いながらも存在している感じがすることが気になります。
CN40A…華奢、音の抜けが良い、高音が刺さる
最後が、新品ということもあり期待が高まるCN40Aです。聴いた順番で言えば、トップバッターでした。音の抜けが良く、広い帯域の音を鳴らせているので、低音の印象が弱く、迫力に欠ける印象が残りました。ただ、非常にコスパの良い音で、これからの常用はコレと考えています。
エージングとか気温とか体調とか、様々な要因によって印象が変わってきます。そのため、10時間程度のエージングでは大した差が出ないかもしれませんが、少しだけ高音の刺さりが和らぎ、低音が弱くなった気がします。何と言うか、音の抜けが良くなったXBA-C10という感じです。私は抜けの良い音が好きなので今後も使い続けますが、高音の刺さりが解消せず、低音が弱いままだと常用は厳しいかもしれません。
何に取りつかれたのか、中堅以下のモデルでは低音を意識したものが多いです。"それは、
こういうことなのかな"とIM50とXB90EXを聴きながら感じました。特に低音重視を謳ったモデルよりも低音寄りなIM50は、一歩間違えば悪目立ちするレベルです。何故低音重視のモデルが多いのか調べてみましたが、街中やDJプレイの場では低音が聞き取れにくいためだそうです。私は気にしていませんが、確かに音漏れを気にする声をよく見かけますし、遮音性と低音が売りにすることに最適です。私の好きなフラット~少し中高音寄りな音の抜けが良いモデルは人気にならないのでしょうね…。残念です。
では。