ちょうど30年前、私はドイツ留学中でした。
幼い頃からドイツ語を勉強してドイツに行きたいと強く思い込んでいたのは、実家にあったベートーヴェンのレコードのジャケットの風景写真のせいかもしれませんし、3歳から習い始めたピアノの先生が数年後にドイツへ留学されたことに影響を受けたせいかもしれません。
今もインスタで写真を見て、故郷・京都の風景よりドイツに親しみと懐かしさを感じます。
5月には、ドイツ鉄道の1ヶ月乗り放題パス(26歳以下の学生だと非常に割安)を買って留学先のマインツからベルリンまで毎週末往復。
片道10〜12時間くらいかかりましたが、憧れだったワーグナー作品を観れて幸せでした。
帰り道に夜行列車で目覚め、朝日に輝く新緑の風景を見るのも楽しみでした。
ヨーロッパの5月は本当に美しい季節。
特に好きだったネッカー川沿いのローカル線で、沿線の小さな街の風景を眺めて歩いたのも忘れられない思い出です。
大学町テュービンゲンや…
シュヴェービッシュ・ハル。
いつかまた海外旅行が可能になったら、やっぱり行きたいのはドイツです。
それも中小都市ですね。
あちらで車を運転するという野望も、捨てないでおこう😆