昨日、本屋で立ち読みしたこの本。
「ニワトリ」の項目を読んで、しばらくショックで立ち直れませんでした…。
食肉の生産のあり方、あまりに「命をいただく」という意味を軽視しているように思います。
昔実家でニワトリを飼ったことがありますし、祖母宅でニワトリを潰すのに立ち会ったこともあります。
そのせいか…チキンが大量に売られるクリスマス、その背景にあるニワトリのことを想像すると胸が苦しくなることがあるんですよね。
考えすぎでしょうか?
最近は肉や鶏卵を買うのも出来るだけ、動物の飼育環境からみても信頼できそうな生産者を選ぶようになりました。
…価格は高いです。
でも、安いのにはそれなりに理由があるはず。
動物福祉(アニマル・ウェルフェア)という言葉も最近知りました。
命をいただかずに生きられない以上、相手の尊厳をも大事にしていきたい…というのはあまりに高すぎる理想論かもしれないけれど。
立ち止まって考えてみる時なのかな、と思うのです。