インド旅行記② | わたしを生きる【人生を感じ、楽しむ♪@名古屋】

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愛鳥6羽との生活、好きな音楽、断捨離、仕事、旅、日々の暮らしなど徒然に発信中。
西洋占星術、数秘術、健康法などを学ぶ多趣味な元教員・現介護士。
名古屋在住。

インドで迎えた最初の朝。

窓を開けたら濃い霧にまずびっくり。

後で聞かされたのですが、この年のデリーの冬は異常に霧が多かったそうです。

空気が汚れているからそれが霧を呼ぶのかなあと思いましたが、よくわかりません。

タージ・マハールも、私たちと2、3日違いで行った人は濃霧で全く見られなかったのだとか。

飛行機も遅れに遅れ、現地で落ち合って一緒に旅行した妹(当時中国在住)が乗ったタイ航空は半日以上遅れました。

(そして現地で通じる携帯もなかった当時、こうした情報はインド在住の妹の仕事仲間が伝言してくれた)

妹と落ち合う予定のホテルは私の一泊したホテルからほんの200メートルくらいしか離れていないので、歩いて様子を見に行ってみようと外へ出た私は、たちまちリクシャワーラー(リクシャ🛺の運転手)につかまってしまいました。

「乗らない」と断っても、私が歩くのに合わせて何台もがついてきて、5メートルと落ち着いて歩けません。

「私は一人で歩きたいんじゃ〜!ほっといてくれ‼︎」と叫びたいところでしたが、悲しいかな私の英語力はそこまで豊かな表現力を持ち合わせてはいません。

そうこうするうち、子供を抱いた物乞いや、「今日はこっちの方向にある店は全部閉まっている。私が開いている店に案内しよう」と言ううるさい客引きまで現れる始末。

文字通りほうほうの体で元のホテルに戻りました。

このホテルも日本から予約したら結構高かったのですが、ボロいしわけのわからない客室係が入ってくるし(ドアチェーンをむしり取るように、文字通り押し入ってきて、形だけ清掃してチップを要求された)、ほめられたものではありませんでした。

しかし、身分によって職業が決まってしまうインド社会(これがカーストというモノ)で洗濯・清掃などに携わる人たちの地位は低く、彼らは客から直接受け取るチップによって生活を立てているのではないでしょうか。

彼らを部屋から追い出した後、これがインド社会の一端なんだなぁと感慨にふけった私でした。

ちなみにこのホテルでは、部屋の冷蔵庫にミネラルウォーターのペットボトルが冷やしてありましたが、蓋が最初から開いてましたガーン

もしかして中身だけ詰め替え⁉️

怖くて飲めませ〜ん😱
*写真はイメージです。

【続く】