春だからかざわざわする
若い人と話して爽やかで新鮮な空気を吹き込んでもらった
私にとても素敵な期待をしてくれているのを知れて
その期待に応えられたらどんなに素敵だろうとワクワクする気持ちと
これまでの自分のふがいなさに言い訳したい気持ちと
そんなこと私にできるのかなっていう不安と
強い緊張を感じているなと気付く
この緊張がなくなればいいのに
そうすれば私は自由に羽ばたけるのにって思う
日々を観察すると気づくこと
例えば、意識が散漫な状態で話している時の頭の中がばらばらな感じ
相手の話を最後まで聴けずに、気付いたら介入してしまっている時の「いまここ」とは程遠い感じ
目の前のことに集中できずに気が付いたらネットショッピングしている私
時間が手のひらをこぼれ落ちるように流れて、空白を埋めるような過ごし方をした時の重だるさ
反対に
伝えたいことをぴったりな表現で言葉にできた時に感じる本物さ
相手の話をじっくり聴けて、とても味わい深いと感じている時のお腹がどっしりしている感じ
目の前のことに夢中になって、わくわくして幸せを感じている私
朝起きた時1日の始まりが楽しくて、軽やかに動き出せる時の充実感
人生はこういう一つ一つの経験の積み重ねなんだよなぁと思う
悲しくてびっくりすることがあったり、無防備のままに忙しさの波に突入したりすると
ザザーっと枯れ枝のように激流に呑み込まれて
自分が小さな価値のない存在のように思えてしまうんだってことを知った。
そして、そこから私が帰還するには
私が望んでるよりも長い時間がかかるってことも分かった。
分かってる、知ってるってことは素敵なことだ。
次に同じことが起きた時に、自分に優しく居られるから。
きっと私は少しずつ賢くなってきてる。
この１年間コーチングを習っていて、昨日がその最終クラスだった。
クラスの前。昨日の朝は久しぶりに猫と裏山に散歩に行き、お気に入りの木に寄りかかって深呼吸した。鳥の鳴き声と一緒にハミングしたら気持ちが良かった。出勤の車の中でも即興で声の赴くままに熱唱していたら、お天気雨の道中で２回虹をくぐった。これは祝福に違いない。
私がコーチングを始めたのは、今の仕事を辞めたかったから。なんか資格取っとくといい気がして。
だけどコーチングの学びが進むにつれ、そして素敵なインナーワークに出会って天地がひっくり返るような気付きがあったこともあって、仕事を辞める必要がなくなった。疲弊していたのも、居心地が悪かったのも、全部私の設定だった。勝手にそこに入り込んでいたと分かった。
男性社会で自分を見失いながらも自分の居場所を探し求めてた私がいて
その一方で、ヨガや、自然の中で歌ったり踊ったり、田舎暮らしのスローライフが大好きな私がいて
たくさん傷付いて、たくさん癒されて
塩っぱい世界と甘い世界の両方の美味しさを絶妙にブレンドしたところに居たいのだと分かった。
私は無二のおはぎを作りたいのだ。
それなのに私は、あんこやきなこ、お米なんかを「あなた必要なの？じゃあ私持ってるからあげるよ」と差し出し、せっかく準備した材料を誰かに分け与えておはぎを作るに至らず、いつも気付くと不足感やら虚しさやらを感じていたのだ。
なんで材料を分け与えちゃってたかって？
生きてることが申し訳なくて、私が持ってる資源はすべて還元しなければいけないような罪悪感があったから。
この感覚は不思議だけど、真実味をもって私の中にある声だ。
誰かの役に立たなければ生きていてはいけないという信念が、焦りと一緒に私をけしかけてきていた。
だけど、今回気がついた。
私はおはぎが作りたい。
だからおはぎができるまで待ってほしい。
誰に待ってほしいのか分からないけど
私の大切なおはぎを作るための材料は分け与えてはいけないのだってことにはっきり気がついた。
新しいこと試して前に進んで
気が付くことは自分のいつものクセ。
またこれかよ！ とげんなりする。
私の足をこれ以上引っ張らないでほしいなぁと感じてしまう。
だけどつまりは
それだけ聞いてほしい私の声がそこにあって
なのに何かに夢中のときはいつもその声を聞き逃して
気が付いた時には、そこがエネルギーの吹き溜まりみたいに渦巻きの滞りになってる
私は何を求めてるのか
ここじゃないの
これじゃないの
こんな質感じゃなくて
もっと違うやつなの
なんでわかってくれないの？
あえて見て見ないふりしてるよね？？💢
そんな声に聞こえる。
そんな声が聞こえてきた。
夏至の今日。
エネルギーのリセットしたい。