今回の断食後の一番大きな変化は、意外にも人にイライラするようになったことでした。
イライラする相手はふわふわスピリチュアルの人。現実逃避してる人たちにイライラし始めたのです。
何なんだろうこの感じは?と思いながら過ごしていたら、沖縄と屋久島で答えを見つけました。
その答えとは、
私自身がまだまだ現実から逃げてるってことと
もっともっと自分の内側に潜っていきたいってこと。
沖縄と屋久島で、美しくて強くて優しく自由で柔らかい、そんな女性にたくさん会いました。
食事をはじめとして「暮らす」ってことにどんどん興味がわいてきた。
食べものや生活雑貨に対する意識が変わってきた。
人間関係も、陰のエネルギーを放つ人たちにますます惹かれる。
私もあんなふうに素敵になりたいって思う。
だけど、理想と現実にはギャップがあって、
例えば、私はまだ寛大な心をもってない。
誰かに親切にするとき、それがしつけや社会の常識からくる「〇〇するべき」に動機づけられていたら、それはもしかしたら、私の心が本当にやりたいこととは違うのかもしれない。いい人だと思われたい、変な人だと思われたくない、とかね。自分の外側の基準に従った行動は、本当の自分の中心軸からはずれてしまう。
寛大なふりをすると自分の中で我慢や違和感が生まれる。我慢や違和感は、エネルギーを重たくする。そして不機嫌を生む。そのことが体感として理解できるようになってきた。
私にできることは、そんな今を否定しないで、優しく愛でること。
いまはそれでいい。
そんな現状を許す。
理想は理想として大事にしつつ、二度と経験できない今をしっかり味わう。
そして、なんでエネルギーが重くなっちゃったのか、私の本当のニーズは何なのか、私は私に何を伝えようとしてるのか、なるべく丁寧に掘ってみる。
今の私はまだ、カオナシなのだと思う。
お腹の中に粗大ごみのような古い感情をたくさん抱えていて、でもずっとそうしてきたから、その状態が普通だと思ってる。
だから、私は自分のお腹の中にある感情を一斉清掃しようと思う。
私は確実に理想に近づいている。






