彼女と同棲しているときには、彼女が僕のそばにいることが
当たり前だった。
彼女と犬を飼っていた時には、帰ってきたときに大はしゃぎでお出迎えしてくれる、くっついて寝る、散歩に出かけるなど、一緒に生活することが当たり前だった。
当たり前にあることが、僕の中でそこにあって当然のもので、感謝の心をさっぱり忘れていた。
言葉ではありがとうと言っていても、振る舞い、雰囲気、表情などに感謝の気持ちがみじんもなかったのだろうと思う。
だから僕は失った。
彼女には別れを告げられ、
彼女と共に飼っていた犬は彼女が連れて行った。
感謝の気持ちを忘れた、自分勝手な生き方をしてきた結果だ。
乗り越えた、受け入れたように思っていたが、まだまだ完全に受け入れることができていないみたいだ。
寂しい。
今僕にできるのは、これからは感謝の気持ちを忘れずに生きていく事。
共に時間を共有してくれる人に、有意義な時間を提供すること。
どれだけ相手を思いやれるかどうか、僕に求められている。