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ユノに否定された感じになったイ·テミン君
「……嘘だ…どうして?」
と ソファーに踞り 肩を震わせていた
「……今日はもう遅い…家まで送らせるから…家の人も心配するだろ?」
「………心配する人なんて…いない」
「…え?」
「……………お母さんは 夜の仕事だし…どうせ幾らか お金置いてもう出かけてる」
「……そうか…でも いつまでもここに居させるわけには………」
ユノがテミン君に帰るように促す
リビングの外には たぶん秘書さん達がテミン君を送る為に待っているのだろう
「………待って!!」
「…!?…チャンミナ?」
僕は テミン君に問いかけた
「…………ご飯は?どうしてるの?」
「………適当に……コンビニで何か買ったりラーメン食べたり」
「…だめだよ!?成長期なのにそんなものばかり!!よかったら食べていく?大したものじゃないけど」
「…で、でも…」
「…チャンミナ…」
「……いいでしょ!?ユノ?このまま帰らせるなんて可哀想です!!」
「………止めたって聞かないだろ?💨」
「…ありがとう!!すぐ温めますね?テミン君?待っててね!?」
クリームシチューとパスタ
パンと野菜サラダ
それとは別に テミン君には少しだけどお肉を焼いた
「……うわぁ~!!美味しそう!!」
「…さぁ温かいうちにどうぞ?」
「…はいっ!!いただきます!!」
食べ盛りの中学生
小柄な体格には似合わず がつがつと頬張るテミン君
そのうち ぽろぽろと泣き出した
「…!!?…ど、どうしたの!?」
「…………」
「…え?」
「………手料理…はじめてで……お、美味しくてっ!!あ、あったかくてっ!!」
………!!!!?………
衝撃だった
「………君の母親は料理をしないのか?」
「………………」
無言で小さく頷く
「………チャンミナの料理は美味しいだろ?今日は特別だ…たくさん食べなさい」
「………………」
「……お、おかわりあるからね?」
「…………………」
こくこく頷きながら 平らげていくテミン君が 何だか愛しく思えてきたんだ
画像 お借りしました。
☆昨日の夜に 書くつもりでしたが やはり疲れていたのか 早めに眠ってしまいました。
今日1日 皆さんにとって良い1日になりますように