前回の投稿から異例の速さでまた書いています
あと数日で今年も終わりますね〜
で
そんな時になに呑気にブログ書いてんだ
ってね
だってですよ
お正月しなくていいんですよ
カップ麺で過ごそうが
冷食チンしようが
コンビニ行こうが
外食しようが
野菜洗ってかじろうが
お菓子三昧やろうが
寝てようが
アニメ三昧ドラマ三昧
好きに数日過ごせるんですよ
ヽ(`▽´)/
なんて素敵な日々〜
今週だけしっかりご飯作ったら
あとは自分のことだけ
あ〜なんて幸せ〜
寒波が抜けてったみたいですが
今ひとつお天気にならず
大物の洗濯もできませんでしたが
やっと今日
寝具干して
カバー類洗えました
うちは古い古い団地なので
ヘタに拭いたり磨いたりしたら
ペンキは剥げ落ち
壁はポロポロ
してくるんです
だから
やっぱり隅々までの大掃除は
やめることにしました
なので
時間ができちゃったわけですね〜
はいっ!
ということで本題です
今日は久しぶりに
初期の頃書いた記事を
貼り付けたいと思います
なんとこれ、
7年半も前のことになるんですね〜
ここに書いた山道のお話
ちょっと補足しちゃいます
昔々、
両親が山仕事へ行くには
家から三つの小山を超えた先の
谷の沢沿いを登るしかなかったんです
それはもう深い山林の急な細道でした
荷物を背負って
または
天秤担ぎでの登り下りは
相当キツかったに違いありません
今では思い出せないくらい小さかったので
そこの風景は残ってないんです
その後
その一つ手前の小山を切り開いて
山の持ち主が資金を出し合い
共同の山道ができました
トラックが登れるように
砂利をセメントで固めた車道です
車で登れるようになって
ずいぶん楽になったと思います
うちの山はその車道をずっと上の方まで登った
終点近くでしたから
子どもだけで
山へ登るときは曲がりくねったその道は
かなり遠回りでした
なのでその車道の中腹辺りまでは
別方向から登れる近道を
歩きで行くのが当たり前となっていました
ところがその近道が
怖くて仕方なかったのです
春休みはわらび採り
ゴールデンウィークは当然お茶摘み
そして麦刈り
梅雨は田植え
夏は草刈り
秋口から歳の瀬まで学校が休みの日にはみかんの収穫と貯蔵
冬は麦踏み
なんだかんだと
姉弟3人でこの暗くて怖い近道を
どれだけ登り下りしたことでしょう
ですが
印象深い場所ほど
キョーレツに脳裏に焼き付いているものですね
これは
いつか何かで残したいと
ずっと思っていました
それで始めた刺繍絵です
手前の方から
解説します
山の登り口は人家の横の
岩場を利用した水溜めから始まります
ここを登ったらいきなり暗くなります
左には空を覆うでっかい杉の木林
右は切り立った山の斜面で
ものすごく大きな椎の木が2本
黒々とした幹と茂った葉で
辺りは日も差さず
その椎の木の上には
墓所があり
それが尚更恐怖を誘うのです
左右の谷間には
山水を引いた細い水路と
細い山道が並び
ここを登っていきます
水路沿いの斜面に生えているのは
シダと苔とヤブコウジくらい
(赤い実がなります、名前も知りませんでした)
こわごわ進むと
左は
いきなり溜め池になっていて
池への斜面に草がぼうぼうに生えてました
おじさんの草刈りが遅いと
山道を塞いでしまうのがほんと苦手でした
道から池へ滑り落ちる怖さ
平均台を渡るみたいな
ゾッとします
池の向こうは雑木林
この池の先だけ杉の木が切られていたので
生えてるのはススキとか大きくならない細木くらい
この辺りだけぼうっと陽が射して
妙に明るいのが
尚のこと不気味に感じられたのですね
中が透けて見えることのない池の色は緑色
不思議なことにたまにミント色
ここを息止めて
駆け抜けて進むと
右側は急に開けてきます
色んなところにシダ類が生えて斜面を覆い尽くしていました
左側はここからまた杉の木だらけで
暗い暗い日も差さない山奥まで続きます
杉の木林の始まる斜面には
春にはゼンマイが採れました
山道はそこで行き止まりです
わらびの生える山の斜面まで来たら
その道からはずれ
水路に渡してある大石を渡り
柿の木を目指して
段々畑の斜面を
ジグザグに登ります
そこを超え
みかん畑まで登ったら
あ〜
やっと車道が見えてきます
ふぅ~っ
ここまで来たらもう安心です
そこから先は
広い開けた道を
ただひたすら終点近くまで
登って行けばいいのですから
これが
怖かった道筋の全容です
山道の先は杉林で行き止まりですから
その手前から右斜面を登ってく感じ
大人になればたいした距離でもないのでしょうけど
ずっと怖いままの場所
飾って楽しむことにしました♫
このフレームに収まるサイズでと
長いことかかって
図案を描いては消しを繰り返し
色鉛筆で色つけする
この時が最高の気分です
娘たちの使い残しの色鉛筆
塗ってるうちに
うわっ
これ緑ばっかり
そんなに種類無いよ緑色
多色の色鉛筆
次女に借りて
いろんな緑が塗れました
サイコーです
貼り付けたブログ記事を書いたのが2016年
その数年前に
山道登り口まで行ってみた時は
まだ溜め池が見えたのですが
(この時も怖くて先まで進めず)
クサギを探していた数年前(2018〜2019年ごろだっけ?)
その時は
登り口にも入れないほど
藪に覆われていて
杉の木だけ見える状態でした
今はもっとすごいことになってるのでしょうね
もう歩いてこの道を通る人もいないということですね
草刈りしてたおじさんも
柿の木のあった土地の持ち主も
みかん畑の持ち主も
もう居られません
車道沿いのみかん畑も竹林も
全て農耕放棄地です
もちろん実家の山もです
弟に聞けば
軽トラで登れるには登れるよ
だそうです
10月
実家近くの道の駅に並んだみかん
3人の生産者名
みんな同じ集落の知ってる人たち
なんだか凄く嬉しくて
買って帰りました
長い解説でした
すみません
まるきり私事で
知らない山のこと説明されても…
ですよね
ゼンマイやわらび、椎の実、柿なんて
春と秋ごちゃ混ぜなのですが
ここは記憶の場所です
暗くてジメジメした年中濡れてる山道
季節関係なく
自分で作り上げた
空間
風景
なのかもしれません
今回はブラックワーク刺繍絵にしました
これからも少しずつ続けていきたいので
しばらくわけのわからない郷愁系に
お付き合いいただけたら嬉しいです
長々と綴ってしまいました
今日は蟹座の満月です
いろいろと刺激が多そうな1日になりそうですね
今夜はバスソルトのお風呂にゆっくり浸かるとしましょう
2024年は
大変革の年となるそうですが
(辰年なだけに)
水の龍と空の龍とが泳ぎ回り飛び回り
うわっ、想像しただけでくらくらしますね
みなさま良いお年をお迎えくださいね
来年も
どうぞよろしくお願いします
今日も最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます