やっぱり栄養が大事だとわかる話。
児童虐待の親に聞かせたい話。
今から70年程前、
Sさんには、10歳程歳の離れた病弱な妹さんがいました。
その妹さんは産まれながらに病弱で、母親も栄養がとれず母乳もあまり出なかったそうです。妹さんは、2歳になってもまともに歩けず、体も小さく、ほぼ寝たきりだったそうです。
何歳になった頃かはわかりませんが、戦争から戻ってきた父親が、病弱な妹さんの為に、川で魚を獲ってきてそれを焼いて、干して保存できるようにして、それをダシにして飲ませたそうです。その当時、冷蔵庫は無かったので工夫して保存したんですね。
その後、小学校2年になっても歩いて学校に行くことができず、父親がおんぶして学校まで送っていったそうです。その後、徐々に体力をつけて自力で通えるまでになったそうです。
で、その妹さん。どうなったかと言うと、現在70代で兄弟の中で1番ふっくらして健康に過ごしてるそうです。
今回聞いた話は上記だけですが、きっともっともっと栄養をとらせる為に色んな工夫をしてたんだと思います。何年もかかって栄養が満たされたんですね。
子育てを母親だけでなく、父親も一生懸命やってた様子を聞けて感動しました。
今って何でも買って食べさせれるし、病院に行けば検査もしてもらえる時代。
当たり前に暮らせる事に感謝しないといけない。