帰りの車内で速報を見て、驚きました。

ダルクに勤め、NHKや講演会で薬物依存の
怖さを訴えていた田代まさし。

誤報じゃないかと、目を疑いました。


田代まさしと言えば、元ラッツ&スター。
稀有のボーカリスト鈴木雅之をリーダー
に据え、JPOPにドゥーワップを浸透させ
た画期的なグループです。


僕は元々、黒人のアカペラグループTAKE6
が好きで、ドライブでは必ず流していまし
た。



シャネルズがラッツ&スターになり、和製
ドゥワップを、テレビの音楽番組で楽しめる
ようになって、とても嬉しかったです^ ^




ところが、持ち前の笑いのセンスで志村
けんさんの寵愛を受けて、バラエティに
引っ張りだこだった田代まさし氏が、薬
物で逮捕されたときは、衝撃でした。


衝撃で記憶に新しいところでは、清原氏や
飛鳥涼、ノリピー。そして、死者を出した
押尾学。


さらに本日は、スノボでオリンピックに出場
した国母選手が大麻で逮捕されました。
国母選手は初犯だと思いますが、田代まさし
氏は、5回目の逮捕。


余罪もあるようなので、慎重に下調べをした
上での逮捕だから、起訴→実刑でしょう。





ご存知のように、薬物の再犯率は66%で
かなり高いです。
あれだけ、薬物中毒の怖さを訴えていた田代
氏が、またアリ地獄に嵌る怖さを知りながら、
自制心が効かずに手を出してしまった。


それだけ中毒性が高く、鋼鉄の意思がなけ
れば、吸い寄せられてしまう魔力がある
のでしょう。


こうした、有名人の薬物逮捕から学ぶことは
ただ一つ、薬物に手を出したら人生が無茶苦
茶になるという教訓だと、つくづく思います。


あとは、警察や検察が、芸能人に薬物を流し
ている大元を叩かない限り、この手の話は
無くならないでしょう。


薬物で前科がついた芸能人は、ひょっとする
と、一般人に薬物の恐ろしさを、身をもって
伝える、キツい役割なのかもと思ったりしま
す。


いずれにしても、現在63歳の田代まさし
氏には、生きている間になんとか、真っ当
な生活を取り戻して欲しいなと、思います。


薬で人生をダメにすることが目的で、現世
に生まれてきたわけじゃないでしょうから。